目撃!原辰徳監督の密かなゲン担ぎ
2012年08月28日 18時00分
快調にマジックを減らす巨人。チームの勢いはとどまるところを知らない。その裏には、原辰徳監督(54)が密かに“ゲン担ぎ”にしている2体の人形の存在があった。
ベンチに座る原監督の隣にちょこんと並べられた2体の人形がある。
「実は、あの人形を隣に並べておくのが監督の『ゲン担ぎ』になっている。試合前にあれがないと『おい、あれはいないのか?』と聞いてくるほどなんだよ」(チーム関係者)。
その人形の正体は、球団が「選手プロデュースグッズ」として販売している、応援用の人形。今年から発売された阿部プロデュースの「アベドッグパペット」と坂本プロデュースの「ライオンハヤトパペット」で、人形の足の方から腕を入れ口や手を動かすものだ。関係者によると、スタッフが「販売促進もかねて目立つところに置いておこう」と、3日のDeNA戦(横浜)からベンチにお目見え。さらに「やはり監督の近くに置いた方が目立つだろう」と、さりげなく監督の隣に置くようになったという。
おりしもこの時期は、ケガ人が続出し不安も出て、まさにチームにとって踏ん張りどころ。監督も祈るような気持ちで采配をふるっていたが、置いてからというものあれよあれよの快進撃。
なんとなく“2匹”を気にしていた原監督も、勝ちを重ねるほどにその存在感が増していき、今や「試合に臨むためになくてはならないもの」へとなったのだ。
指揮官の密かなゲン担ぎ。快進撃を続ける立派な要因となっているのは間違いない。