僕の勝手なイメージをいわせてもらっていいですか? ネットユーザーは、松屋ファンが多い! なんたって、看板メニューの「牛めし」は、"早い""安い""うまい""みそ汁"の4拍子が揃って、たったの並盛=320円です。セール時は240円で提供するなど、庶民の味方。B級のグルメ界の生協ですよ。

とはいえ、お店や行くタイミングによって「あれ、今日の牛めし美味しくないな…」と感じたことありませんか。実は、ちょっとしたポイントを見極めることによって、牛めしを美味しく食べることができます。

20代の前半を「松屋」のアルバイト生活に捧げ、女子高校生から50代のオジサンにまで「柿次郎さん、いつもピーク時に助けていただいてありがとうございます!」と慕われた僕が、そのポイントをサラっと紹介したいと思います。

ちなみに松屋では、社員の代わりに時間帯を司る者のことを"シフトリーダー"と呼びます。休憩の指示だしや備品の発注、お客さんのクレーム対応はお手のもの! さぁ、そんな僕と一緒に松屋の自動トビラを開きましょう。



「牛めしいっちょうー!」


※松屋マメ知識
牛めし=「ギュウメシ1チョウ」、豚めし=「ナミモリ1チョウ」とオーダーを通す



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▼ポイント1 入店直後の「いらっしゃいませ」

良いお店は、入店時や退店時の挨拶に元気があります。そして、お客の動きをちゃんと把握しているかどうか。これは、そのお店の店舗教育にも関わってきます。いわゆる、ホスピタリティーが試されるわけ。美味しい「牛めし」を提供する前提として、密接に関わってきます。


▼ポイント2 紅しょうが入れ、ドレッシング・タレ類が汚れていないか

松屋の魅力のひとつに、ドレッシング・タレ類が豊富なことが挙げられます。しかし、この豊富さがアダとなり、容器が汚れてベタベタのまま放置……なんてことも。松屋で手を拭く手段は、紙ナプキンのみです。細かいところまで、クリンネスが行き届いているかどうか。ここを見落としているようだと、肝心の「牛めし」にも期待できませんね。


▼ポイント3 忙しいお店を選べ

忙しいお店ほど、腕利きの店長が配置されます。そして腕利きの店長の下には、強いメンバーが育ちます。常に緊張感が保たれているため、サボるスキがない。そうした環境の中で運営しているお店は、おのずと「牛めし」へのこだわりが強くなります。毎年開催される「肉盛り選手権」では、ビジネス街や繁華街の売上40万円(1日あたり)レベルの店舗メンバーが上位の常連。きっと、美味しい「牛めし」を提供してくれることでしょう。


▼ポイント4 時間帯は11時30分〜12時30分がベスト

来店する時間帯は、「牛めし」のクオリティに大きく関わってきます。ベストの時間帯は、11時30分〜12時30分。昼ピークに向けて、11時あたりから牛肉の煮置きを始めます。その前準備として、タレをキレイに濾して、タレの濃度(ブリックス値)を調整。タレの温度を適温にしてから、牛肉を煮ます。

このベストな状態で煮てこそ、柔らかい牛肉とシャキシャキの玉ねぎを実現できるのです。この「牛めし」を高確率で味わえるのは、昼ピーク前後。また、確実に忙しくなるため、ベテランが肉盛りを担当します。肉、玉ねぎ、タレを規定量に盛りつけ。そこではじめて、至高の「牛めし」が完成するのです。


▼ポイント5 深夜の時間帯には期待するな

逆に、清掃作業に追われがちな深夜の時間帯は、あまり期待しない方がいいです。深夜がヒマな店舗であれば、客が回転しないので「牛めし」の質が落ちます。また、ヒマだからメンバーがさぼりがちだったり、無理に1人でまわしていたりと、マイナス要因が多い時間帯。1人で団体客が訪れたときは、テンパって細かいところまで気がまわりませんからね。


▼ポイント6 調理者の服装で判断しろ

松屋の制服は、大きく分けて2種類あります。青色=社員、白色=アルバイト。調理者が青色の制服を着ていれば、安心できます。見た感じの年齢が30〜40代であれば、尚良しです。その場合、店長やマネージャーの可能性が高く、品質を担保してくれる存在になってくれます。

白い制服(店舗によっては黄色の場合も)の場合でも、シフトリーダーやキャプテン、スウィングなど、社員の代わりにお店を運営する実力を持った人たちがいます。見極め方としては、腰に黒いポシェットをぶら下げているのかどうか。首元にネクタイやリボンがあるかどうかもポイントです。

アルバイトとはいえ、かなり意識が高く、「牛めし」へのこだわりも強い。まず、店舗に入って調理者の特徴を見極めることも、美味しい「牛めし」を食べる判断基準になります。明らかに違ったら、ただ盛りつけるだけの「オリジナルカレー」に変更するのもアリでしょう。ハズレがないですからね。


▼ポイント7 さいごに

「牛めし」はシンプルなメニューのため、作り手の愛情や消費者のアレンジ次第で大きく味が変化します。例えば、話題になった「たまご+カルビソース+たっぷりの七味」をかけた"岩倉スペシャル"(詳細はリンク先)。松屋の特徴であるオプションの豊富さを生かしたアイデアです。

ほかにも、「フレンチドレッシング」をかけて食べたり、贅沢に「とろろ+卵黄+醤油」をぶっかけてみたり、アレンジはさまざま。自分だけの"牛めし道"を極めて、ステキな松屋ライフを送りましょう!


※松屋プチ情報
松屋では現在、「元気応援!丼フェア」と題してお得なセールを実施中。「ビビン丼」に続いて、「キムカル丼」を100円引きの390円で提供しています。「牛めし」の次に美味いメニューなので、ぜひお試しあれ!
鳥谷 柿次郎 の日記 | 2011.06.01 Wednesday | 記事URL | comments(8)




コメント
めんどくさいからうまいすきやを教えてよ
3815 | 名無し | 2011/06/01 12:07 AM
僕も牛丼店ではやっぱ松屋が一番だと思うわ
味噌汁つくし。
3816 | 名無し | 2011/06/01 1:15 AM
クレンリネスじゃないの?
3817 | 名無し | 2011/06/01 9:44 AM
岩倉スペシャルの影響かどうか知らないけど今、カルビソース置いてないんだよね。
3818 | 名無し | 2011/06/01 2:00 PM
ドレッシング代わりに愛用していたカルビソースはカルビ定食注文しないと出てこなくなっちゃったよ
弁当用の小袋はあるけど、恥ずかしくて取りにいけない
3819 | 名無し | 2011/06/01 2:14 PM
ああこれY家でもほぼ同じ。
悲しいことに、常に同じクオリティー・味ないといけないのにそうならないよねー
3820 | 名無し | 2011/06/02 12:40 PM
ココでの笑いどころは牛丼を熱く語ってたのに最後にドレッシングぶっかけるところだからな。感心してる奴ら
3821 | 名無し | 2011/06/02 7:43 PM
松屋でバイトしてます


鬼しんどいし


えげつない
3875 | コロッケ | 2011/12/05 10:47 PM
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