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エンジン納入 中国側が突如キャンセル9月19日 16時42分
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中国各地で反日デモが相次ぐなど日中関係が悪化していることに関連して、大手メーカー「ヤマハ発動機」の柳弘之社長は、19日の記者会見で、数百台規模で納入が決まっていた船のエンジンを、中国の公的機関から突如キャンセルされたことを明らかにし、今後の販売への影響に懸念を示しました。
これは、日本自動車工業会の二輪の委員会の記者会見で、柳社長が明らかにしたものです。
この中で、柳社長は、船のエンジンの納入が決まっていた中国の公的機関から先週、数百台規模で突如キャンセルが出たとし、「いまのところ業績への影響は軽微だが、今後の影響は今の段階では見通しがつかない」と述べ、販売への影響に懸念を示しました。
そのうえで「こうした影響は一時的なものになることを願っている。日本と中国の両政府には大人の対応をしてもらい、経済面でマイナスにならないように冷静な政治をお願いしたい」と述べました。
また、大手自動車メーカー「ホンダ」の大山龍寛専務も、記者会見で「今後、小売店で中国の消費者の人たちに日本製品を買ってもらう際に、どの程度の影響が出るかは今の段階では何とも言えない」と述べました。
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