福井署と県警機動捜査隊の合同捜査班は14日、わいせつ目的誘拐の疑いで、韓国国籍で福井市下森田新町、会社員木本在承こと李在承容疑者(62)を逮捕した。
逮捕容疑は10日午後3時40分ごろ、福井市内で市内の小学高学年男子児童に声を掛け、わいせつ目的で自分の軽乗用車に誘い込み、約10分間にわたり連れ回した疑い。
県警捜査1課によると、男児は下校途中だった。車の後部座席に乗せられ、市内を1キロほど連れ回されたが、停車したすきに逃げ出した。けがはなかった。
10日に男児の家族から福井署に届け出があり、目撃情報などから同容疑者を割り出した。