経済【ZOOM】「ライン」躍進 運営会社・舛田淳執行役員に聞く+(1/3ページ)(2012.9.18 07:57

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【ZOOM】
「ライン」躍進 運営会社・舛田淳執行役員に聞く

2012.9.18 07:57 (1/3ページ)
「親しい人ともっと仲良くできる、そのためのツールにラインがなれればいい」と話す舛田淳NHNジャパン執行役員 =東京都品川区

「親しい人ともっと仲良くできる、そのためのツールにラインがなれればいい」と話す舛田淳NHNジャパン執行役員 =東京都品川区

 ■スマートフォン向けSNS 「親しい人と深く」つながる

 フェイスブック、ツイッターなど米国発のサービスが多いSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の世界で、スマートフォン(高機能携帯電話)で使う日本製の「LINE(ライン)」が存在感を発揮している。昨年6月末にサービスを始め、今月上旬に登録ユーザーは世界で6千万人、国内でも2800万人を突破した。運営するNHNジャパンの舛田淳執行役員(35)に、ラインが目指すコミュニケーションなどを聞いた。

 --ユーザー増の理由は

 「ラインの特徴は、(1)スマートフォンに特化(2)現実の知人同士によるクローズドな(閉じられた)関係を用いている(3)文字を入力せずに感情を伝えられる『スタンプ』機能-の3つ。(2)については、フェイスブックやツイッターは交流の場が開かれていて、新しい出会いを演出してきた。しかし、それが当たり前になるほどに『知らない人とではなく、知っている人ともっと簡単に深く話したい』という当然のニーズが生まれてくる。ラインではスマホの電話帳の電話番号を交流のキーにしているため、サービスの中に新しく出会うプロセスが要らない。既に出会っている人たちをラインというフィルターを通して可視化しているだけだ。それが若者を中心に多くのユーザーのニーズに合致したといえるだろう」

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吹き出しメッセージと「スタンプ」で感情を伝えるラインの「トーク」画面(NHNジャパン提供)

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