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経済
阪急梅田本店11月開業 ライバル店包囲網着々
建て替え工事を進めている阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)=写真=が11月21日に全面開業し、北側部分に入居する食品など売り場は10月25日に先行開業することになった。西日本一の売り上げ規模を誇るエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング最大の旗艦店の出現で大阪の百貨店戦争が本格化し、ライバル各店も阪急包囲網を築きつつある。
「梅田本店は西日本全域から集客を目指す一方、郊外店では地元の人に何度でも足を運んでもらうかを念頭に置く」
阪急阪神百貨店の荒木直也社長は、梅田の旗艦店と阪急阪神の郊外型店舗の連携で相乗効果を図る考えを強調した。
H2Oは、阪急梅田本店の全面開業に続き、好調な西宮阪急をモデルとして、阪急電鉄、阪神電気鉄道の両沿線にある郊外店の改装に乗り出している。大阪府豊中市の千里阪急や、兵庫県尼崎市のあまがさき阪神などでは商圏の客層などを踏まえて、日用品や食品を中心とした生活密着型の店舗として順次リニューアルするという。
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