浜甲子園 野鳥日誌

＞風は無駄に吹いているのではない
＞地球の気候が滅茶苦茶に破壊
そのテの風発懐疑論の言いだしっぺの一人は件の武田邦彦氏です。
かのセンセは元々､『原発推進･化石燃料推進-反自然エネ』という立場であり、それに都合の好いように歪曲･印象操作したデマを撒いています。 お気を付け下さい。（最近ではウワベだけ脱原発の看板を掲げて世の共感を集めていますが…）

＞年間約498000TWh
というのは、あくまで『開発可能な量』です。

地球全体の風が持つエネルギーは、およそ ２ｘ10＾19Wh ＝20000000TWh
これは、『開発可能』の40倍､『世界総需要』の160倍、
その膨大なエネルギｰを少し分けて貰うだけです。

リスクが全く無いとは言いませんが、
化石燃料依存･原発依存を続けるコトによる環境への影響と比べれば、
それも看過して構わないレベルではないでしょうか。

＞一見非常識な事柄にも正しいことがある
非常識に見えるコトは、大抵の場合において誤っているのではないでしょうか？

2012/9/4(火) 午前 1:00 [ 平山 滋 ]

ちなみに、
＞世界全体の電力需要量（14TW）
とありますが、これは 『総エネルギー需要』 の誤記ではないかと思われます。
（ ウィキペディアも筆の誤り ）

『14TW』というと、約12万TWh/年 に相当し、
件の 年間498000TWhの１/4 …という記述に概ね符号します。
（ またそれは、『世界の総エネルギー年間消費量』 として知られている値にも近い ）

しかし、『電力消費』に限れば、世界全体で ２万TWh/年 の辺りでしょう。
（ 20,279,640GWh/年 - 2009年の世界統計より ）

地球全体の風力エネルギーは、そのおよそ1000倍になります。

2012/9/4(火) 午前 1:02 [ 平山 滋 ]

平山さん

＞その膨大なエネルギｰを少し分けて貰うだけです。
＞地球全体の風力エネルギーは、そのおよそ1000倍になります。
地球全体の風力エネルギーは総エネルギー需要に対して今のところ非常に大きなボリュームであることがわかりました。ご教示ありがとうございます。

＞化石燃料依存･原発依存を続けるコトによる環境への影響と比べれば、それも看過して構わないレベルではないでしょうか。
たしかに風力発電はそれらに比べるとずいぶん社会や環境への負荷が少ないと思います。

＞そのテの風発懐疑論の言いだしっぺの一人は件の武田邦彦氏です。
そうだったのですか。知りませんでした。
私は武田邦彦の信者でもファンでもありませんので、そうですか、としか言いようがありません。

＞論者の数だけありとあらゆる解があります。
答えの出にくい話ですので「解」ではなく「議論」と書いた方がよかったですね。

＞符号→符合ではありませんか？

2012/9/4(火) 午後 0:55

ここもですか！
４年前 鳴門山でタカの渡りを観ていた時、対岸にも数機の風力発電機があるのが見えました。
プロペラにぶつかって、何羽もの鳥が犠牲になっているとも聞きますし、全国の多くの町で、大金をかけて風力発電を設置したのはいいけれど、全然元が取れなくて困っているとも聞きました。
真偽のほども、上記の方の難しい理論もわかりませんが、おばさんの直感で行くと（これ最強だと思いません？ 笑）、電力会社は自然エネルギーを活用するためこんなに努力しているのだと示すためのパフォーマンスにしか思えません。
視力のよい猛禽でも、ヒトと同じく、ゆっくり動いているように見えて、すり抜けられると思うのかも知れませんね。

2012/9/4(火) 午後 1:58

バードストライク被害を減ずる改善は私も望むトコロであり、
鳥獣の保護に関してはＫＯＫＯさまとも強調させて戴きたいところです❤

『日本野鳥の会』さんは風発が御嫌いな様ですが…
その一方ＲＳＰＢ:英国王立鳥類保護協会などは
http://goo.gl/IDDaV
「鳥類保護と風力発電推進とは両立可能」
「誤って風力発電を拒否する事は､結果として大災害を齎す」
という旨のアナウンスで風力発電の推進を支持しています。

＞元が取れなくて困っている
御役所仕事や第三セクターやらによる失敗は風発に限らずどの分野でも御約束ですが、
ウィンドファームに関しては、儲けを出している施設の方が多い というのが現実なんですよ。
しかし、
元々のアンチ風発な層に加えて、件の武田氏などにカブれた「エコに反発するのはカッコ好い」…な層やらまでが乗っかって、一部の失敗例をオモシロオカシク拡散させてくれているんですね。

ＫＯＫＯさまもアンチ自然エネのアジにはお気を付け下さい。


http://goo.gl/ploJ8
武田邦彦の正体。 アンチ生態系保護

2012/9/4(火) 午後 5:46 [ 平山 滋 ]

KOKOさん
ご覧になった風車は本文中にもある南淡路ウインドファームだと思います。15基の巨大な風車が林立している様子は壮観でした。それに比べると淡路北部の風車は6基で、仰るように関西電力のパフォーマンスという印象を小生も持ちました。
野鳥の会の主張にしても電力会社の言い訳にしても、本当のところはどうなのか？いい加減歪曲するのはどちらもやめてもらいたいものだと思います。

2012/9/4(火) 午後 9:04

平山さん
立場が近い筈の二つの団体で同じ問題に関して正反対の意見を出す、これこそ議論に様々な要因が絡んでいることを示していると思います。
エネルギー問題には巨額の利権が発生し、それを狙う各種の団体やその意を受けた個人や組織が存在しますので、本質が見えないままに果てしない議論を繰り返すことになりかねません。それはまさに群盲像を撫でるの状態ではないでしょうか？

2012/9/4(火) 午後 9:27

blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/31043153.html
下の地図をご覧ください。

青色に表示されている地域（栃木南部や大阪など）は
残念ながら風況よろしくない地域です。

不適地に風車建てちゃったりした失敗例も実際に存じております。でも悪いのは風車ではなくて不適切なアセスで計画を進めてくれたボンクラ役人の方ですね。

私の居住地は緑色表示の地域で、近所には1500kW風車が建ってます。
大抵の時は景気よく回っていて、償却なども２年で済ませちゃったそうです。
しっかし、
その風車もアンチの人にかかると
「回ってるトコロなんて見たことない」
なんて云われたりするんですねぇ どこ見て云ってるのだか？なハナシ

淡路島も同じ緑色表示の地域で、実際風況としては悪くないようですね。
６基というのもウィンドファームを成立させる上で最低限充分な数だと思いますよ。
そりゃたくさん建てるに越したコトないですが、予算の都合もあるでしょう。


＞エネルギー問題には巨額の利権
http://goo.gl/DPj1I ←この様な御意見もあり

2012/9/5(水) 午前 2:24 [ 平山 滋 ]

平山さん
記事を拝見しました。
地図によると風速が高いのは洋上と山地という傾向が見えます。どちらも建造物を建てるには向いていませんね。緑色の部分で手を打つなら候補地は多くなりそうです。

私たち一般人が知りたいのは、危険だということがようやく認知された原発に対して、他にどのようなエネルギーがあっていかに利用できるか、その際のリスクはどのようなものかなど、ごくごく当たり前の事柄です。別に風車にこだわっているわけではありません。地熱がいいならそれも評価したりします。平山さんが紹介された事例のとおりそうした事柄の本質はいままで歪曲されて伝えられてきました。そうした愚民政策はもういい加減にして欲しいと思うのです。

2012/9/5(水) 午後 0:34

鳥のような目のいい生物は避けるでしょう
しかし風力発電所は周りの風向きなどの環境を変える恐れがあるのでまだ検討の余地がありますね・・

2012/9/5(水) 午後 11:17

洋上風発ニュース
8/30 長崎・五島沖で浮体式風力
blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/31033113.html
9/3 環境省､再エネ普及へ戦略 脱原子力へ４分野強化
blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/31047777.html

風力発電は農作物に好影響か？
blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/27684549.html


あと、

符号：×
符合：○
↑そうです。文脈から御察し下さい＾＾

ついでですが、

＞ＫＯＫＯさまとも強調させて戴きたいところです （9/4午後5:46付･拙コメ）
強調：×
協調：○

2012/9/6(木) 午前 0:11 [ 平山 滋 ]

yaeyamasumireさん
風車に限らず人間の営みは大なり小なり自然に負荷をかけるものが多いと思います。それを最小化する知恵を人間は持っていると思うのですが、なかなかそれが実行されていないように思います…。

2012/9/7(金) 午後 0:27

平山さん
脱原発に向けた環境省の戦略は楽しみですね。その方針に経済産業省や国土交通省、など多方面の結束が完成したら国家プロジェクトになるのですが、その成長を期待しています。

2012/9/7(金) 午後 0:38

市の辺境にもウインドファームがあって、まだ増設の予定があります。
景観の問題も言われますが、これが一種の名所になっていることもあり賛否両論です。
真剣にエネルギー問題を考えることが未来への第一歩ですね、ポチ☆

2012/9/9(日) 午前 0:35 [ まめわらびー ]

まめわらびーさん、ポチ☆ありがとうございます。
脱原発に向けて国の政策も動き出したようですので、今後の成果が楽しみです。

2012/9/9(日) 午後 9:07

風力発電は環境負荷を少なくして敵地に作る事が大切ですね。
一年中適当な強さの風が吹くところは日本にはそう多くないようです。
台風などの季節のはどうなるのかもちょっと心配です。
どちらにしてもこれから自然柄根雨rギーのヒル津を高めていかねばならないので、ここは慎重且つスピーディーにに敵地には進めて行って欲しいとは思います。
全国各地にある風車ですが、私が見る限り多くの風車がただのモニュメント化して、動いてない事が多いです。これからはそうならないよう考えてもらいたいですね。

2012/9/11(火) 午前 10:32

yasukoさん
自然エネルギーはエネルギー密度が低いので発電施設が大規模化しがちで、そういう施設の建設や稼動にはそれ相応の様々な影響が発生します。それを正しく評価して、原発や火力発電のそれと比較検討がちゃんとできるような国民の意見が形成できることが一番の理想です。

2012/9/11(火) 午後 9:42

ナイショさん
了解いたしました。
なお最後の記事リンクは読み取りが不可能でした。

2012/9/11(火) 午後 9:47