今回は、このダウンロードマネージャの挙動をユーザーの好みに応じて変更する方法について書いてみます。
設定はおなじみabout:configにて行います。
*about:configでの設定方法はこちらの記事の冒頭に詳しく書いてありますので参考にしてください。
1.ダウンロードファイルを「最近使ったファイル」に追加しないようにする。
Windowsでは、ダウンロードしたファイルが「最近使ったファイル」のリストに追加されるようになっています。
ここに追加したくない場合は、anout:configを開き、フィルタ欄に
[browser.download.manager.addToRecentDocs]と入力。
表示された設定項目をダブルクリックし、値を[false]に変更します。
2.ダウンロード時のウイルススキャンを行わないようにする。
Firefox 3では、ダウンロードの際、お使いのアンチウイルスソフトでウイルススキャンを行います。
これが不要な場合は以下の項目を設定します。
[browser.download.manager.scanWhenDone]
項目をダブルクリックして、値を[false]に変更することによって、ウイルスチェックをOFFにするこtができます。
3.ダウンロードレジューム機能の挙動を変更する。
Firefox 3では、ダウンロード中にFirefoxを閉じても、次回起動時にダウンロードが再開されるようになっています。
このレジューム機能の挙動を変更するには、以下の項目を変更します。
[browser.download.manager.quitBehavior]
デフォルトでは値が[0]になっていますが、[1]にするとダウンロードを中断し、再起動後のダウンロード再開を行いません。
[2]に設定すれば、ダウンロード自体をキャンセルするようになります。
4.ダウンロード完了通知ポップアップを無効にする。
Firefox 3では、ダウンロードの状況がステータスバーに表示されるようになっていますので、ポップアップアラートは必要無いという方もいらっしゃるでしょう。
この場合、[browser.download.manager.showAlertOnComplete]の値を[false]に変更すれば、ポップアップアラートは表示されなくなります。
5.ダウンロードログの保存法法を変更する。
Firefox 3では、ダウンロードした履歴を保存することができるようになっていますが、この挙動を変更します。
設定項目は[browser.download.manager.retention]です。
デフォルトの値は[2]で、ログの削除は行われません。
この値を[1]にすれば、Firefox終了時にログを削除
[0]にすれば、ダウンロード完了時に削除するようになります。
細かく調整して、ダウンロードマネージャの挙動を好みのスタイルにしてみてください。
<参考記事>
■Tweaks for Firefox 3 download manager via Mozilla Links
<関連記事>
■Firefox 3をカスタマイズする15のabout:config設定。
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