福島県内ニュース

南会津で24年産米の全袋検査始まる

2012年09月19日 14時16分配信

平成24年産の一般米の放射性物質を調べる全袋検査は18日、南会津町宮下のJA旧南郷トマト選果場で南会津郡内のトップで始まった。

この日調べた約70袋(1袋30キロ)の放射性セシウムは全て検出下限値未満で、通常通り出荷された。

全袋検査に先立ち、検査機の可動式が行われた。

大宅宗吉町長が「南会津地方初の全袋検査となる。

頑張って安全・安心をPRして風評被害を乗り越えよう」とあいさつした。

星安博組合長、星公正県議らがベルトコンベヤーのボタンを押した。

関係者らが見守る中、検査員がベルトコンベヤー式の測定器で1袋ずつ調べた。

1キロ当たり100ベクレルの基準値よりも低い50ベクレル以下だと測定器に丸印が表示され、検査員は結果などが分かるQRコード付きのシールを貼った。

全袋検査は25日に下郷町、只見町、南会津町の伊南地区でスタートする。

10月には南会津町の塩江と中荒井地区、下郷町の沢田地区で開始する。

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