この方法は、MSEの自動起動を有効にしたまま、一時的にMSEを停止したい方向けです。
一時停止ですから、PCを再起動すれば、MSEも自動起動します。
(なお、MSEの自動起動を停止する方法もあります)
通常、MSEを一時停止する必要はありません。
特別な事情によりMSEを停止する場合は、自己責任で行ってください。
【目次】
- MSEを一時停止するための予備知識
- MSEの一時停止方法
- MSEを再開する方法
1. MSEを一時停止するための予備知識
MSEの機能は、以下の2つのプログラム(プロセス)によって提供されています。
(定義更新時には、これら以外にも動作しますが、基本は以下の2つです)
- msseces.exe (管理画面を提供する)
- MsMpEng.exe (スキャンを実行する MSE本体)
後者の MsMpEng.exe を停止すれば、MSEの機能を停止できます。
MsMpEng.exe を停止する前に、2つのプロセスを確認しましょう。
まずは、タスクバーを右クリックして、タスク マネージャーを起動します。
そして、[プロセス]タブの左下にある、[すべてのユーザーのプロセスを表示(S)]を押すと、MsMpEng.exe と msseces.exe の両方を確認できます。
この MsMpEng.exe が動いていれば、MSEが動作している証拠です。
この確認方法を覚えておきましょう。
2. MSEの一時停止方法
[スタート] → [コンピューター]上で右クリックし、メニューの[管理(G)]をクリックします。
(WinXPだと、[マイコンピュータ]上で右クリック、[管理(G)]をクリックです)
コンピューターの管理がでたら、[サービスとアプリケーション] → [サービス] にある、「Microsoft Antimalware Service」を探します(状態 [開始] となっているはずです)。
見つかったら、「Microsoft Antimalware Service」上で右クリックして、メニューの[停止]をクリックしましょう。(画像クリックで拡大します)
MsMpEng.exeが停止すると、デスクトップ右下に警告が出ます。
(右上の閉じるボタンをクリックすれば表示は消せます)
これで、MsMpEng.exe(MSE本体)を停止することが出来ました。
なお、管理画面(msseces.exe)は停止せずともMSEのスキャンは停止されているのですが、もし管理画面も停止したいのであれば、今度はタスク マネージャーの msseces.exe 上で右クリックしてメニューを出し、[プロセスの終了(E)]をクリックします。
確認が出ます。
[プロセスの終了]をクリックすれば管理画面も停止できます。
2012/04/24追記
簡単なMsMpEng.exeの停止方法(WinXP以外)
Win7/Vista では、タスクマネージャーに [サービス]タブがあります。
この[サービス]タブで、MsMpSvc という名前を探し、右クリックのメニューから「サービスの停止(T)」をクリックすれば停止可能です。
なお、WinXPは、[サービス]タブがありませんから、この方法は出来ません。
msseces.exe の停止方法は共通です。
簡単なMsMpEng.exeの停止方法(WinXP以外)
Win7/Vista では、タスクマネージャーに [サービス]タブがあります。
この[サービス]タブで、MsMpSvc という名前を探し、右クリックのメニューから「サービスの停止(T)」をクリックすれば停止可能です。
なお、WinXPは、[サービス]タブがありませんから、この方法は出来ません。
msseces.exe の停止方法は共通です。
3. MSEを再開する方法
PCを再起動すれば、MsMpEng.exe も msseces.exe も自動的に起動します。
PCを再起動しないで行う場合は、
[スタート] → [すべてのプログラム] → 「Microsoft Security Essentials」をクリックして管理画面を出します。
[今すぐ開始(S)]をクリック後、しばらく待てば MsMpEng.exe が起動して安全な状態になります。
念のため、タスク マネージャーで MsMpEng.exe が起動しているか確認しておきましょう。
MSEの一時停止方法は以上です。
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