2012年 9月 18日 |
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反日デモで企業に影響
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尖閣諸島の国有化に対する中国の反日デモが激しさを増しています。一部のデモ参加者が暴徒化し、被害も出る中、中国に進出している岡山・香川の企業にも影響が出ています。日に日に激しさを増す反日デモ、18日は満州事変のきっかけとなった柳条湖事件から81年目を迎えたということもあり80を超える都市で大規模なデモが行われました。現在、岡山県からは144の企業が中国に進出していますがどの企業も対応に苦慮しています。倉敷市の金属加工業倉敷レーザーでは、上海工場の操業を停止し、3人いる日本人社員は自宅待機としました。この他、中国銀行も事務所を臨時休業し日本人行員2人を自宅待機としたほか、倉敷市の繊維メーカー萩原工業も、工場を操業停止にしました。鏡野町の山田養蜂場では、中国との商談が関係の悪化を理由に打ち切りになるなど影響が出ています。また、多くの企業で中国への出張を中止したり、現地の日本人社員に対し、外出や日本語の使用を控えるよう注意を促しています。
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警報中に死亡事故
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17日夜香川県綾川町で80歳の女性が乗用車にはねられ死亡しました。警察は車を運転していた50歳の男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。17日午後7時すぎ香川県綾川町の国道377号線で道路を歩いていた近くの無職射場梅子さん(80)が走ってきた乗用車にはねられました。この事故で射場さんは全身を強く打ち病院に運ばれましたが間もなく死亡しました。警察は乗用車を運転していた綾川町の会社員谷岡孝志容疑者(50)から酒の臭いがしたため調べたところ基準を上回るアルコールが検出されたため酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。香川県内では今月11日からの1週間で交通事故で7人が亡くなっていて県内全域に交通死亡事故多発警報が発令されています。
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ワインの初仕込み
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岡山県産のマスカットオブアレキサンドリアを使ったワインの仕込みが赤磐市で始まりました。岡山県が全国一のシェアを誇るマスカットオブアレキサンドリア。今年は春先の低温で生育が危ぶまれましたが夏に気温が上がったため玉太りもよく糖度も例年より1、2度高いということです。赤磐市のワイン工場では1985年からマスカットのワインを作っています。きょうは約10トンを機械に入れて果汁を搾りだし来年出荷するワインの仕込みを始めました。今年は約24トンをあすまでに仕込み10日かけて発酵させた後来年の春まで熟成させるということです。工場では来年の3月末に瓶詰めし720ミリリットル換算で1万7000本の出荷を見込んでいます。
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