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“食材で日中交流を”商談会
9月19日 4時18分

中国各地で反日デモが続く一方で、茨城産の食材を中国に売り込もうという商談会が18日、水戸市で開かれました。

この商談会は、原発事故の影響を受けた茨城産の農産物や加工品の販路を広げて中国に売り込もうと茨城県の農業法人などが企画しました。
水戸市のホテルの会場には香港の食品輸入会社の経営者やレストランのシェフ12人が招かれ、「ローズポーク」と名付けた豚肉やピーマンなど、すべて茨城産の食材を使った20種類の料理が出されました。
訪れたシェフらは料理を味わったあと、品質や輸送方法などについて熱心に質問しながら商談を進めていました。
香港で商社を経営する中国人の男性は「茨城には品質の高い食材が多いです。
日中間にはいろいろな問題がありますが、民間の交流は大切だと思います」と話していました。
茨城の農業法人の担当者は、「ピーマンに興味を持ってもらえました。こうして中国人と直接商談をしてチャンスを広げていきたい」と話していました。
茨城県農業法人協会の山崎正志会長は、「民間のルートを通じて茨城のよい食材を中国に届けたい」と話していました。

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