消費者庁、ジェムケリーに業務停止命令
TBS系(JNN) 9月18日(火)17時55分配信
若者に人気のジュエリー販売業者「ジェムケリー」が、「無料のプレゼントを店に取りに来て」などと客を誘い出したうえ、別のアクセサリーを買うよう執拗に勧誘するなどしたとして、消費者庁が業務停止命令を出しました。訪問販売に関する6か月間の業務停止命令を受けたのは、京都市のジュエリー販売業「ジェムケリー」です。
消費者庁によりますと、ジェムケリーは「無料プレゼント」の広告を見て応募してきた客に対し、販売目的であることを告げないまま「店までプレゼントを取りに来て」と誘い出したうえ、別のアクセサリーを買うよう執拗に勧誘するなど、特定商取引法に違反する行為が認められたということです。
消費生活センターなどに寄せられた「ジェムケリー」に関する相談は、今月までの3年半でおよそ300件に達し、このうちのおよそ8割が20代の男女からだということです。
「ジェムケリー」の訪問販売の売り上げは昨年度は20億円を超えていますが、「ジェムケリー」は「処分を真摯に受け止め、訪問販売からの撤退を決定した」とコメントしています。(18日16:30)
最終更新:9月18日(火)22時29分