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民主代表選 野田氏の再選確実な情勢
9月19日 4時18分

民主代表選 野田氏の再選確実な情勢
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民主党の代表選挙は、NHKが終盤の情勢を取材した結果、野田総理大臣がこれまでに国会議員票や、党員・サポーターの票などで60%以上の支持を固めていて、1回目の投票で過半数を獲得し、再選されるのが、確実な情勢となっています。
一方、赤松・原口・鹿野の3氏は、どの候補に投票するか決めていない国会議員などへの働きかけを通じて、支持の上積みを目指すことにしています。

21日に開票が行われる民主党の代表選挙は、336人の国会議員票が、1人2ポイントで672ポイント、国政選挙の公認候補予定者9人が1人1ポイントで9ポイント、そして、2000人余りの地方議員票が141ポイント、32万人余りの党員・サポーター票が409ポイントに換算され、合わせて1231ポイントで争われます。
NHKは、全国の放送局で、投票権を持つ民主党所属の国会議員や地方議員、それに党の地方組織などを対象に、選挙戦終盤の情勢を取材しました。
それによりますと、これまでに野田総理大臣は、336人の国会議員のうち60%以上にあたる200人以上の支持を固めているのに対し、赤松・元農林水産大臣、原口・元総務大臣、鹿野・前農林水産大臣は、それぞれ25人程度の支持を得ています。
また、郵送で投票が行われ、18日に締め切られた地方議員と党員・サポーターの票については、野田氏が全国で幅広く優位に立っていて60%以上の支持を得ているのに対し、赤松・原口・鹿野の3氏は、それぞれ、みずからの地元や支持する議員の地元を中心に支持を得ています。
この結果、全体の1231ポイントのうち、野田氏が60%以上を固めていて、1回目の投票で過半数を獲得し、再選されるのが、確実な情勢となっています。
一方、赤松・原口・鹿野の3氏はまだどの候補に投票するか決めていなかったり、態度を明確にしていなかったりする国会議員が40人余りいることから、21日の開票日まで、こうした議員らへの働きかけを通じて、支持の上積みを目指すことにしています。

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