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2012年9月17日9時51分

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石破氏を13県連支持 議員票は石原・安倍氏優位 自民

表:自民党都道府県連が支持する総裁候補自民党都道府県連が支持する総裁候補

表:47都道府県連幹部の支持する候補は拡大47都道府県連幹部の支持する候補は

 自民党総裁選(26日投開票)で支持する候補者を朝日新聞社が47都道府県連の幹事長ら地方幹部に一斉取材したところ、名前を挙げた19のうち13県連が、石破茂前政調会長(55)を支持した。「選挙の顔」としての期待に加え、安全保障の専門家として尖閣問題も追い風になっている。

 国会議員票199票と地方票300票で争う総裁選は、地方票の行方が大きく影響する。一斉取材は候補者の顔ぶれが固まった13日から15日まで実施した。

 石原伸晃幹事長(55)は3県連、安倍晋三元首相(57)は2県連、町村信孝元官房長官(67)は2道県連が支持。林芳正政調会長代理(51)には支持がなかった。

 石破氏支持の理由としては「今の日本では安全保障が一番の問題で、任せられる」(奈良)、「領土問題に強い姿勢を持っている」(長野)など、領土問題打開への期待感が目立つ。次の総裁に求める資質は「選挙の顔」が11県連で最も多く、次いで「経験」が8府県連。衆院解散の時期は、無回答の愛媛県連を除き、すべて「年内」を望んだ。

 一方、国会議員票では、朝日新聞の調べによると石原、安倍両氏が40人以上を固めて優位に立つ。石破、町村両氏は30人に迫り、林氏は20人以上を固めた。

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