＜一度は結婚報道を１００％否定＞

　この３連休、芸能界の話題は上戸彩（２７）とＥＸＩＬＥのリーダー、ＨＩＲＯ（４３）の“電撃婚”だ。上戸の誕生日（１４日）に婚姻届を提出したことで、スポーツ紙やワイドショーは「バースデー婚」などと見出しをつけた。「予想通り」と報じたマスコミもあったが、舞台裏は二転三転し、テンヤワンヤだったというのが真相だ。
　当日は２人の代理人が都内の区役所へ婚姻届を提出。その数十分内に、双方の事務所からマスコミ各社へ結婚報告のファクスが一斉に流された。仕切ったのはＨＩＲＯが代表を務めるＬＤＨで、「事前に知らされていたのは、ほんのひと握りの経営陣。『え、婚姻届出しちゃったの？』と“事後報告”を受けた双方の事務所幹部もいたほどでした」（芸能関係者）。
　上戸が主演する来年１月初旬スタートの連続ドラマ「いつか陽のあたる場所で」（ＮＨＫ）も撮了し、周囲への影響は少ない時期。十数件のＣＭ契約を抱える売れっ子だけに、その最低限の根回しも済んだタイミングではあった。
　昨１７日にはＥＸＩＬＥメンバーが入籍当日、音頭を取り、結婚パーティーが開かれたと報じられたが、「それでも、メンバーにも直前まで知らされなかった“極秘婚”だった」（前出の関係者）。
　今年１月に「今春結婚」と報じられて以降、上戸の嫁入り動向は各紙誌がウオッチしてきた。
　発表がもっとも有力視されたのは、日刊ゲンダイ本紙が報じた、７月に札幌で行われたＥＸＩＬＥのコンサート。この時はＴＶ局が“電撃発表”を放送、放映権の争奪戦も繰り広げているという情報もあったが、上戸＆ＨＩＲＯの関係者は「あり得ない。結婚もない」と完全否定した。
　その後、今月初旬に浮上したのが破局説。この時は「結婚できるかは五分五分」という話もあったが、ＨＩＲＯの浮気疑惑も飛び出し、「破局」が濃厚になっていた。
「上戸がその時点で諦めたら、結婚はなかった可能性もある。浮気疑惑で疑心暗鬼になっていましたからね。最後の最後は女の意地で押し切ったのでしょう」（事情通）
　要するに、直前の破局報道で一気に結婚に傾いたのが、もうひとつの真相だ。人気女優のお役に立てたなら光栄、とでもいおうか。