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中国便の旅客 キャンセル相次ぐ
9月18日 19時18分

中国便の旅客 キャンセル相次ぐ
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中国の各地で反日デモが続いている影響で、日本と中国を結ぶ国際線の予約をキャンセルする動きが広がっています。

日本航空では、今月から来月末にかけて日本と中国を結ぶ便の予約の取り消しが相次ぎ、今月13日から17日までの間に、日本から中国に出発した人で往復およそ4000席、中国から日本に出発した人で往復およそ1000席のキャンセルが出ました。
日本航空によりますと、いずれもほとんどが観光客で、5日間の間にこれだけまとまった数のキャンセルが出るのは、あまり例が無いということで、中国各地で続いている反日デモの影響だとみられています。
また全日空では、今月から11月末にかけての便の予約のうち、先月下旬から17日までに、日本から中国へ向かう便でおよそ3800席、中国から日本へ向かう便でおよそ1万5000席のキャンセルが出ました。
全日空によりますと、中国便のキャンセルの数は通常より多く、特に中国から日本へ向かう観光客の団体のキャンセルが、この1週間で急速に増えたということです。
このほか旅行会社の阪急交通社によりますと、今月末までに中国に出発予定の個人ツアー客のうちおよそ3割に上る人から、今月14日から17日にかけてキャンセルの連絡を受けたということで、反日デモによる観光面での影響が広がっています。

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