高校生がVPSの話がおもしろかった。Sakura VPS clone みたいなのを自前で実装するという話で、sakura vps のコンパネみたいなのを自前でつくってるのが無駄感にあふれていてすばらしかった。妙なところにすごくこだわってておもしろかった。
ああいうの時間のある学生のうちしかできないとおもうから今のうちに存分にやっておくのがいいとおもいました。
Perl のカンファレンスだと大規模トラフィック自慢みたいになってる場合とかがおおいけど、Python ではそういうのではなくて小規模な受託案件とかをやってる人の発表とかが多い印象をうける。
ハンズオンが多い上に、結構人気あるのがみてておもしろかった。
Python の処理系そのものに関する発表というか、そういうものはすくないようにおもう。PyPy の話が唯一ぐらいか。Python の上でアプリケーションをつくること自体に興味がある人がおおいのかな、とおもった。あと、ライブラリとかそういう「くふう」とかの話よりもライブラリの使い方のはなしとかがおおい印象。このへんは Zope ユーザーがほとんどだった初期の Python コミュニティの色がのこっているのかな、とおもったけどそういうわけでもないのかもしれない。よくしらない。
「Plone 好きですか?」という質問にたいして会場がシーンとしていたのがおもしろかった。
弾さんの発表おもしろくて、アウェイな場のためにあれだけよくねったスライドを用意してきてるなーとおもった。
ただ、弾さんの発表にたいして、わりとトゲのある発言を twitter でしてる人をみかけるのが残念だなーとおもった。基調講演で招待してきてもらってる人にたいして、そういう態度はないんじゃないの? とおもうと同時に、そういう物言いは Python コミュニティの品位をうたがわれるのではないかなあ、とおもった。コミュニティの中ではキャラづけがわかってるから気にならなくても外からみたらそういう風にみえるなあ、という自戒メソッドです。
あと、桑田さんが、「40分でスライド用意してたのに、弾さんの基調講演いれるから20分にされて不愉快だし、今日はさいしょの20分ぶんだけしか話しません」みたいなことをいってて、ちょっと残念だなーとおもった。
Pycon とかぺちこんとか、Ruby会議とかいくと「なんでいるの?」っていう人がだいたいいるけど、僕はわりと Ruby も PHP もそれなりにかいてるので、わりといても普通です。
【追記】
無駄感にあふれている、というのはなんか変なところにたいするこだわりがすごいということで、褒め言葉でしたが、なんかそういう風にうけとらない方もいるようですみません。
なんか個人で自分のサーバーを VPS にしてかしてるのにプラン設定がえらべたりとか、なんかあきらかに変なところにこえらいこだわりを感じました。
動画はこちらです。