2007-08-21
■ [eds]アスペクト比について(2)

じゃあ、どういう時に関係するのかしら、と思って再生ソフトを買えてみた。Windows XP上でH.264を再生できるソフトはWindows Media Player 10(追加コーデッック), Real Player10.5, QT7.15, DV, Simple Media Player, Media unite, Media Player Classic, GOM Player 2.1.1x, VLC 0.86a, MPlayerとのこと。今回はVLCを検討した。設定されたアスペクト比で再生されるようVLCでの再生アスペクト比はデフォルト。結果は以下。(比は横対縦)
DV file | 640x480/4:3 | 640x480/16:9 | 640x480/N/A | 720x480/4:3 | 720x480/16:9 | 720x480/N/A | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VLC 0.86a | 5:4.5 | 1:1 | 4.5:5 | 5.5:4.5 | 5:4.5 | 1:1 | 6:4.5 |
QT7.2 | 1:1 | 1:1 | 1:1 | 1:1 | 5:4.5 | 5:4.5 | 5:4.5 |
…。解像度とそれで実現されるアスペクト比を設定可能、このとき実質的にピクセルのアスペクト比を指定することになる。VLCはその設定を見る。設定されてない時は正方画素で表現する。一方QuickTimeはその設定を見ていない。フォーマットにあわせて何となく表示する、と言うこと、かな。
使われそうなソフトそれぞれで比べてみるのはちょっとしんどい、ということで、他のソフトは調べないにする。
スケールは動画上に描かれた正円をデスクトップ物差し[ScaleX]で測定した。
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