山形のニュース
被災者取材課題探る 山形でマス倫懇東北大会
 | 被災地取材や報道の在り方について報告があった=山形市の山形グランドホテル |
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マスコミ倫理懇談会東北地区大会(代表幹事・太田巌河北新報社編集局長)が14日、「東日本大震災から1年半 メディアは被災者(地)とどう向き合っているか」をテーマに山形市で開かれた。 東北の新聞社や放送局など19社・団体から約50人が参加した。照井健岩手放送アナウンス部長、佐藤崇河北新報社報道部記者、佐藤崇福島中央テレビ報道制作局長、三浦重行山形放送報道部長、三浦光晴山形新聞社酒田支社記者が被災者や被災地取材について事例を報告した。 照井アナウンス部長は、震災直後からラジオで被災地の情報を流し続けた取り組みを紹介。「被災地、被災者にしっかりと向き合っていきたい」と述べた。佐藤記者は防災・減災について各地で開いているワークショップの取り組みを紹介し、「被災した人の話に耳を傾け、見たものを生かす大切さをあらためて感じている」と述べた。 米沢市の避難者支援センター「おいで」の上野寛事務長による基調講演もあり、借り上げ住宅制度など避難者が抱える問題について語った。
2012年09月15日土曜日
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