2012年09月18日

我が母校で行われる殺人訓練@


頭が痛くなってきました。

入間市のホームページより
第6回国民保護訓練
「入間市国民保護計画」に基づき、入間地区医師会、金子地区自主防災会等のご協力をいただき国民保護訓練を実施します。
とき:平成24年9月29日(土曜日)午後0時30分から
雨天決行。ただし災害等の恐れのある場合は中止となります。

訓練想定
金子小学校校庭でイベント開催中に、何者かによって化学剤が散布され、多数の傷病者が発生した。その後、犯行声明等があったことによりテロ事件として国が認定し、県を通して市に緊急対処事態対策本部の設置を指示した。県および市は直ちに同本部を設置し、住民の避難誘導等の措置を行うという想定で行います。
http://www.city.iruma.saitama.jp/bousai/bousai_list/kokuminhogokunnrenn2.html

2012年06月24日
三井不動産の殺人訓練
昨年の9月28日に、三井アウトレットパーク入間において薬物テロを想定した防災訓練が行われましたが、この訓練は地下鉄サリン事件の教訓や安全管理の鉄則を無視した殺人訓練でした。
http://dream333.seesaa.net/article/276992649.html

金子小学校
http://www.city.iruma.saitama.jp/school/shisetsu_kyoiku002/kaneko_syo/index.html

我が母校です。校庭に大きなけやきの木がそびえる、全国でも珍しい小学校です。ブログ記事を読むと、なつかしき校歌を高らかに歌い上げている光景が見てとれます。

金子小学校の校歌は私が6年生の時に誕生しました。私は、校歌のお披露目式典において、総代で校歌を生み出してくれた作詩家、作曲家に「謝辞」を述べた事を思い出しました。今から45年前のことです。

作詩 神保光太郎
ウィキペディアより
神保 光太郎(じんぼ こうたろう、1905年11月29日 - 1990年10月24日 )は、昭和期の詩人・ドイツ文学者。

山形県内の学校の校歌には、神保の作詞になるものが多い。山形の名勝(蔵王山、最上川、鳥海山など)が学校の所在地にあわせて書かれている。それら校歌の中で、日大山形高校の校歌は、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」の歌い出しでよく知られている。山形県以外では、神奈川大学、日本工業大学、日本大学豊山中学校・高等学校、神奈川県立鎌倉高等学校、さいたま市立与野南中学校や埼玉県立与野高等学校、さいたま市立木崎中学校、さいたま市立東大成小学校、群馬県立富岡高等学校(昭和26年作)東京都足立区立東島根中学校、さいたま市立針ヶ谷小学校、埼玉大学教育学部附属中学校の例がある。
<引用終了>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E4%BF%9D%E5%85%89%E5%A4%AA%E9%83%8E#.E6.A0.A1.E6.AD.8C.E3.81.AE.E4.BD.9C.E8.A9.9E

作曲 中田 喜直
ウィキペディアより
。『ちいさい秋みつけた』や『めだかの学校』『夏の思い出』など、今日も小中学校の音楽の時間で歌い継がれている数々の楽曲を作曲した日本における20世紀を代表する作曲家の一人である。
父は「早春賦」で知られる作曲家の中田章、兄は作曲家・ファゴット奏者の中田一次である。妻の中田幸子は、音楽出版ハピーエコーの代表であり、喜直の作品を多数出版している。また、はいだしょうこの声楽の師匠でもある。
<引用終了>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%94%B0%E5%96%9C%E7%9B%B4

「神保先生、中田先生、金子小学校の校歌をつくってくださりありがとうございました・・・・・・・遠足でバスガイドの方から『校歌を歌ってくれませんか』と言われましたが、いつも『校歌はないんです』と答えていました・・・・・生徒を代表してお礼を申し上げます。」


まどをあければすくすくと 
そびえています けやきのき
そのしたで あそんだよ きそいあったよ
きみとぼく あなたとわたし
そうだ そうだ あのけやきのように
まっすぐに のびていこう
かねこ かねこ しょうがく かねこ
われらがぼこう

さて、表題の件
地元に生きる旧友たちが参加するのでしょうか。土曜日ですから生徒や先生はいません。きっと、前年の訓練と場所を変えただけの「お芝居」が繰り返されるに違いありません。

私は昨年、訓練があった数日後に市役所の防災課を訪れ、「何か問題点の指摘はありましたか」と尋ねました。答えは想定通り「ありませんでした」。

「安全格差」という言葉が見受けられますが、ディズニー・テーマパークと日本の生活現場では、「安全格差」を生み出すノウハウに決定的な違いが存在します。

東日本大震災に伴う大津波で逃げ遅れた多数の被害者の発生も、この決定的な違い「エバキュエーションevacuation(避難)」力、つまり避難力というノウハウの差によるものです。はっきり申し上げますが、大人と子供以上の差があると私は捉えています。

今、私は迷っています。当日現場に行くと私を追っている輩に写真を撮られ、インターネット上で公開される可能性が高いからです。

自衛隊のヘリコプターまで飛ばす訓練です。止められるわけがありません。
どういう方向に進んでいけばいいか、しっかり考えたいと思います。

次回は「この訓練のねらい」について記します。東京ディズニーランドの「テロ訓練」についても記したいと思います。
posted by S・C・ NAKAMURA at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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