「人体食」で４人を書類送検　わいせつ物陳列容疑を適用

　東京都杉並区で開かれた「人体の一部を食べる」と称したイベントで、切除した男性器を参加者に見せたとして、警視庁保安課は１８日、わいせつ物陳列容疑で相模原市のイラストレーターの男（２３）ら４人を書類送検した。

　同課によると、ほかの３人はイベントの企画者や司会者。書類送検容疑は５月１３日夜、杉並区のライブハウスで、イラストレーターの男が手術で切除した男性器を約７０人に見せた疑い。

　４人はいずれも容疑を認め、うち１人は「世間を騒がせてしまい深く反省している」と話している。保安課は、男性器をスクリーンに映し出したことがわいせつ物陳列容疑にあたると判断した。