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火力発電所停止で東北電力に電力融通
9月18日 13時14分

厳しい残暑が続くなか、東北電力の八戸火力発電所5号機がガスタービンに異常を示す警報が出て運転を停止し、東北電力は、管内の電力需給がひっ迫するおそれがあるとして、東京電力などから最大で60万キロワットの電力の融通を受けることになりました。

東北電力によりますと18日午前9時30分ごろ、青森県八戸市にある八戸火力発電所5号機で、ガスタービンの異常を示す警報が鳴り、運転が自動的に停止しました。
東北電力では現在、原因を調べています。
このトラブルの影響などで、東北電力管内の電力の供給力は1270万キロワットに低下し、予想される最大電力を下回るおそれがあることから、東北電力は東京電力などから最大で60万キロワットの電力融通を受けることになりました。
東北電力は、「電力の融通を受ければ電力の安定供給には問題はない」としていますが、無理のない範囲での節電を呼びかけています。
東北電力八戸火力発電所の5号機では、先月23日にもガスタービンに付属する弁が開け放した状態になったため、運転を停止しています。

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