違法と指摘され開催ができなくなった大阪府市のエネルギー戦略会議の委員らが、会議を自主開催しました。
エネルギー戦略会議の委員らによる自主会合には、カンパとして500円払った市民60人が集まりました。エネルギー戦略会議は、「大飯原発の即時停止」を求める声明を出すなど、存在感を増していますが、設置を定めた条例がないことから違法性を指摘され、開催できなくなっていました。古賀茂明さんは、「議論をどんどんどんどん自主的に進めていって、準備しておいたほうがいいのではないかということで、この会議を開かせていただくことになりました」と話しました。委員らは、「2030年代に原発稼働をゼロにするという政府の決定は具体性がない」などと批判。独自の脱原発政策をまとめるため、会議はいつもと同じ形で進められました。
 |