大津市のいじめ自殺問題で実態解明を進める第三者調査委員会が開かれ、今後の調査方針が詳しく決まりました。
１７日、午後開かれた３回目の会合では、前回までに配布された市教委の資料などに基づき、男子生徒へのいじめを、教室内での暴行など１６項目に整理しました。今後、この１６項目を中心に、生徒らへの聞き取りなどを通していじめが事実かどうかの調査を行います。生徒への聞き取りは心理的な負担を考え、事情を詳しく知る生徒１０人程度に絞る方針で、委員会では加害者とされる同級生からも話を聞きたいとしています。加害者とされる同級生３人は、遺族が起こした裁判の中で、「遊びの範囲だった」といじめを否定しています。
 |