政治【再び、拉致を追う】「ミスターX」浮かぶ実像+(1/2ページ)(2012.9.17 10:40

  • [PR]

政治

  • メッセ
  • 印刷

【再び、拉致を追う】
「ミスターX」浮かぶ実像

2012.9.17 10:40 (1/2ページ)再び、拉致を追う

 ■秘密警察副部長/金総書記に通じる/スパイ罪で粛清か

 小泉純一郎元首相の訪朝に関する水面下の交渉で、北朝鮮の窓口役を務めたのは日本側が「ミスターX」と呼んだ人物だった。訪朝から10年がたち、その実像が明らかになってきた。(久保田るり子)

 「頭のいい男だった」

 ミスターXと会ったことのある日本政府の交渉関係者は異口同音にいう。

 中肉中背で筋肉質。英語、フランス語を話し、年齢は当時で40代中頃。外交交渉には不慣れな様子だったが、話の切り返し方などで相手に知的な印象を与える人物だった。

 日本側には国家最高機関「国防委員会」に所属し、「自分は参与だ」と説明していた。「金哲(キム・チョル)」と名乗ったが、キムは山田、チョルは太郎のような仮名だ。

 韓国情報当局はX氏の正体について、北朝鮮の秘密警察である国家安全保衛部の柳京(リュ・ギョン)副部長だとしている。

 交渉は平成13年晩秋から始まった。まもなく日本側は槙田邦彦・外務省アジア大洋州局長から田中均氏に引き継がれた。

関連トピックス

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital