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国際
【反日デモ】白鵬の中国訪問中止「横綱に何かあっては」
2012.9.18 00:39
[大相撲]
中国での反日デモ拡大を受け、今月下旬に計画されていた横綱白鵬の中国訪問が中止されることが17日、分かった。訪中に携わる日本モンゴル文化協会の石河信昭理事が「状況を考慮して決めた。一人しかいない横綱に何があるか分からないため自粛する」と明らかにした。同日、関係先に連絡した。
白鵬の訪中は日中国交正常化40周年の記念事業の一環。秋場所後の25日から4日間の日程で鳩山由紀夫元首相らと北京を訪れる予定だった。現地では日本人学校を訪問するなどして日中両国の学生と交流する計画で、白鵬自身も「国交正常化40周年の良い年に世界平和に貢献できるのは良いこと」と前向きだった。
当初は中国国家博物館での横綱土俵入りも検討されていた。だが、8月に駐中国大使の公用車が襲撃された事件を受け、すでに土俵入りは中止することが決まっていた。
今回の計画が実現すれば、白鵬にとっては平成16年の北京、上海公演以来となる訪中だった。白鵬の師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「決まったこと。こういう時には行けない」と述べた。
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