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地方
殺人と断定、捜査本部設置 埼玉・川口の床下遺体、遺体は住人男性と判明
2012.8.17 22:33
埼玉県川口市道合の民家で16日、台所の床下収納から男性の遺体が見つかった事件で、県警捜査1課は17日、男性が首を絞められ窒息死した殺人・死体遺棄事件と断定、武南署に捜査本部を設置した。捜査本部は、遺体の状況から顔見知りの犯行の可能性もあるとみて、人の出入りや男性の足取りなどを捜査している。
捜査本部は17日、遺体が行方不明になっていた同方に住む無職、井上正夫さん(68)と確認した。司法解剖の結果、井上さんは死後約1週間から約10日経過。発見時は首にひも状のものが巻き付き、絞めつけられた跡があった。
また、捜査本部は当初、遺体の第1発見者を長女としていたが、次女(28)と訂正した。
捜査本部によると、8日午後9時ごろ、次女が勤務先から帰宅すると井上さんは不在で、自家用車もなくなっていた。車は15日、川口市内で見つかったが、車内に争った跡はなかった。
捜査本部の調べでは、井上さんは妻(56)、次女の3人暮らし。妻は約1カ月前から入院して不在だった。井上さんが帰宅しなかったため、次女は10日、武南署に行方不明届を提出していた。
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