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事件
埼玉県川口市の床下殺人・死体遺棄 詐欺容疑で逮捕の親族の男が関与か
2012.8.25 15:55
[詐欺・出資法違反]
埼玉県川口市道合の民家で、台所の床下から住人の無職、井上正夫さん(68)の遺体が見つかった殺人、死体遺棄事件で、井上さんの通帳を使い、銀行口座から現金を引き出したとして、埼玉県警が詐欺容疑で、親族の男(45)を逮捕していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
男は井上さんに借金があり、井上さん殺害への関与もほのめかしているといい、武南署捜査本部は詐欺事件の刑事処分を待って、詳しい事情を聴く方針。
捜査本部の調べでは、男は川口市内に住む内装工で、今月8日、井上さんの通帳を使い、銀行窓口で現金数十万円を引き出した疑いが持たれている。男は井上さんが行方不明になった同日、井上さん宅を訪れたとも供述しているという。
井上さんが行方不明になった後、自家用車が川口市の病院で放置されているのが発見されるなど、井上さんが外出したように偽装工作された形跡もあり、捜査本部は事件前後の経緯について、さらに裏付けを進める。
捜査本部によると、井上さんは入院中の妻(65)と、会社員の次女(28)の3人家族。井上さんが帰宅しないことを不審に思った次女が10日、武南署に届け出た後、16日に床下収納から井上さんの遺体を発見した。
捜査本部の調べでは、井上さんの首はひも状のもので締め付けられており、死因は窒息死。頭部には殴打されたような傷が複数あった。
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