事件死体遺棄容疑で親族を再逮捕 川口の床下遺体2012.8.30 19:03

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死体遺棄容疑で親族を再逮捕 川口の床下遺体

2012.8.30 19:03

 埼玉県川口市道合の民家の床下からこの家に住む無職、井上正夫さん(68)の遺体が見つかった事件で、武南署捜査本部は30日、死体遺棄容疑で、井上さんの通帳で現金を引き出したとして詐欺容疑などで逮捕していた親類の内装工、渡辺一彦容疑者(45)=川口市東内野=を再逮捕した。捜査本部によると、「遺体の発見を遅らせようと隠した」と容疑を認めている。

 渡辺容疑者は井上さん殺害についても関与をほのめかしており、捜査本部は詳しい動機や事件前後の経緯について裏付けを進める。

 捜査本部の調べでは、渡辺容疑者は8日午前、井上さん方で、井上さんの遺体を1階台所の床下に隠した疑いが持たれている。

 遺体は16日、井上さんの次女が発見。直前には井上さんの車が近くの病院に放置されているのも見つかった。捜査本部は、井上さんが失踪したように見せかけようと渡辺容疑者が工作した疑いがあるとみている。

 渡辺容疑者は、8日に井上さん方から預金通帳やハンコを持ち出し、口座から約40万円を引き出した疑いで19日に逮捕されていた。捜査本部によると、渡辺容疑者は、引き出した金のほとんどを生活費や遊興費に使い切っていたという。

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