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アサヒビール樋口元社長 死去
9月17日 19時50分

アサヒビールの元社長で、小渕政権時代の政府の経済戦略会議の議長などを務めた樋口廣太郎氏が、16日夜遅く東京都内の病院で心不全のため亡くなりました。
86歳でした。

樋口氏は、京都市出身で、住友銀行の副頭取を務めたあと、昭和61年にアサヒビールに転じて社長や会長などを歴任しました。
社長時代には、現在、主力商品となった「スーパードライ」を大ヒットさせ、低迷していたシェアを拡大し売り上げの回復を果たしました。
また、会長時代の平成7年からは当時の経団連の副会長として財界活動にも尽力しました。
平成10年には、小渕政権の経済戦略会議の議長を務め、バブル崩壊後の日本経済の再建策の取りまとめを行ったほか、小泉政権の時には内閣特別顧問を務め不良債権の処理や産業の再生などについて助言を行うなど、活動は各方面に及びました。

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