中国反日デモ 日本企業の一部、店舗休業や工場操業停止が広がる
中国各地で発生した反日デモで、被害を受けた日本企業の一部は、17日も店舗を休業したり、工場の操業停止に追い込まれていて、被害状況の把握を急いでいる。
パナソニックによると、デモ隊が乱入し、火災が起きるなどした青島などの電子部品工場は、18日まで操業を停止する。
また、青島にあるイオンの「ジャスコ黄島店」も、デモ隊に店内が壊されたことなどから、18日も休業することを決めた。休業は4日連続となる。
長沙市の百貨店で、高級品が略奪されるなどの被害に遭った「平和堂」も、18日までの休業を決めたという。
青島の販売店などが被害を受けたトヨタ自動車や日産自動車、ホンダも、被害状況などの把握に努めている。