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政府 西宮中国大使交代の方針固める9月15日 4時16分
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政府は、就任直後に倒れて病院で治療を受けている、西宮伸一中国大使について、ただちに職務に復帰するのは困難な状況にあるとして、交代させる方針を固め、後任人事の調整を急ぐことにしています。
政府は、今月11日の閣議で、おととし、民間から起用した丹羽宇一郎中国大使の後任に、西宮伸一外務審議官を当てる人事を決めました。
しかし西宮氏は、就任直後の13日、東京・渋谷区の自宅近くの路上で倒れているのが見つかり、現在も入院して治療を受けています。
これを受けて、政府は容体の推移を見守ってきましたが、倒れた原因が病気によるものとみられ、中国への着任が来月上旬に予定されるなか、ただちに職務に復帰するのは困難な状況にあるとして、西宮氏を交代させる方針を固めました。
政府は、沖縄県の尖閣諸島を国有化したことなどを巡り、日中関係が悪化していることもあって、大使が空席の状態が続くのは好ましくないとして、後任人事の調整を急ぐことにしています。
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