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ページ更新時間:2012年09月17日(月) 16時37分

被害の日系スーパー社長「デモでなくテロ」

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 沖縄の尖閣諸島を日本政府が国有化したことに抗議する中国の反日デモは、週末、過去最大規模までエスカレートしました。暴徒化したデモ隊が乱入した山東省・青島の日系スーパーの現地法人社長はJNNの取材に対し「デモではなくテロだ」と憤りをあらわにしています。
 15日に日系の工場などが放火や破壊の被害にあった山東省の青島。こちらの日本車の販売店は商品の車も含め全焼しました。暴徒化したデモ隊が乱入し、破壊や略奪行為を行った日系スーパー『ジャスコ』では、被害額が少なくとも25億円に上るとみられています。

 「もう、めちゃめちゃに破壊された。店内設備機器は全く使い物にならない。商品の略奪、8割方、略奪された。もうこれはデモ、ストライキじゃなくて、テロリズムです」(青島イオン 折口史明 社長)

 週明けの17日も、北京の日本大使館前では反日デモが行われましたが、参加者は数百人で、大きな混乱は起きませんでした。

 陝西省の西安では当局が『デモ禁止令』を出すなど、週末のデモが事実上、黙認されていたのと打って変わって、全体的に当局の締め付けが強化されています。(17日16:11)

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