2012年9月15日、華西都市報によると、中国であるネットの書き込みが話題になっている。

13日夜、マイクロブログに「幹部が雨の中で視察」と題した書き込みが登場。またたく間に拡散した。荒れ地の中、傘を差した地方政府官僚たちがなにやら話し合っているという場面だが、なんと消防車まで借りだして放水し、雨の中の場面を作り出している。

中国では以前から地方政府幹部の活動写真捏造が問題になっている。現場に行ってもいないのに画像加工ソフトでそうした写真を作っていたことが発覚し炎上したケースもあった。今回も「雨の中の仕事」という、官僚が苦労している写真を作り上げるための小細工だとみられている。

これに対し、楽山市政府は単に広告用の動画を撮影していただけと反論、政府の活動報告用の写真ではないと弁明している。（翻訳・編集/KT）