Windowsではフォルダの中にフォルダを作ることで全体を階層構造に仕上がっています。
そのフォルダやフォルダの中のファイルの場所はPathという表記の方法を使います。
パスは「ドライブ文字」+「:」で表現し、フォルダ名やファイル名の区切りは「\」を使います。
Cドライブ内にある「Windows」フォルダの中の「System32」」フォルダの中の「mspaint.exe」というファイルは
C:\Windows\System32\mspaint.exe
と表記します。
ローカルドライブに対してのこうした表記をネットワーク環境にまで拡張したのが「UNCパス」です。
ローカルドライブのパスは最初にドライブ文字を指定しますが、UNCでは「\\コンピュータ名」をパスのアタマにくっつけることになります。
たとえば「hogehoge」という名前のコンピュータ内の「common」フォルダ内の「test.txt」というファイルへのUNCパスは
\\hogehoge\common\test.txt
と表記します。
このUNC表記はフォルダウインドウアドレスバーや「ファイル名を指定して実行」などのWindows上でパスの入力を受け付けてくれる欄のすべて(たぶん)で使用できます。
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