- マーシャル ガバナー (Marshall Guv'nor) -


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・目で識別する英国製と韓国製
 今はもう人気も一段落、というかプライスタグも落ち着いた感のあるマーシャル初のディストーション"ガバナー(Guv'nor) "。オリジナルがMADE IN ENGLANDで、リイシューがMADE IN KOREAだったのは皆さんよくご存知のとおりで、そのサウンドについては「韓国製はドンシャリ」とか「英国製は音が太い」とかイロイロな処で語られています。そこで、ここでは外見と中身(細かいパーツは分からないので除きま〜す)の違いについて見てみようという企画です。最初におことわりしておきますが、このMADE IN ENGLANDは、フットスイッチをAlpha製DPDTに交換、ゴム足も非純正のモノがついております。又、他の個体によっては下記の仕様とは異なる場合もあるかもしれませんのでご了解ください。

 左がオリジナルのMADE IN ENGLAND(以下 英)、右がリイシューのMADE IN KOREA(以下 韓)です。英が若干マットな仕上げに対し、韓はツヤツヤで光沢のある仕上げになっています。この韓はフットスイッチのナットの下にワッシャーが入っていますが、韓ではワッシャーの無い個体が多く見られるようです。




 やはり最初は裏面を確認するのが正解です。電池蓋に貼られた銀色のシールがあれば英か韓かが一目瞭然。



 上の画像でお分かりのとおり、電池蓋の留めネジは英がマイナス、韓はプラスです。

 又、電池蓋の表面は、英がシャーシ底面とは異なりスッキリした仕上げですが、韓はシャーシ底面と同じデコボコ仕上げであることが判ります。


 シャーシの留めネジが、英は段の付いたモノ、韓は普通のプラスネジです。
 シャーシ底面、切欠の加工も異なりますね。これも左が英で右が韓です。



 表面での一番の違いはLEDの穴でしょうか。

 英ではLEDの周りが凹状に落とし込み加工されています。


 内部を見てみると、さらに一目瞭然です。

 基本的なレイアウトはリイシューの韓にもしっかりと引き継がれたようで、ポット、ジャックがそれぞれの基板に直付けされていますが、韓ではさらにフットスイッチとLEDまで基板直付けとなっているのが判ります。

 電池蓋のネジ穴も、英は"受け"が付けられています。  しかし、やはり内部での一番の違いは、英にはサインが書かれたシールが貼ってある事、これに尽きますよ、ハイ。(^^;


 ディストーションといえばマーシャル。1988年にそのマーシャルから満を持してリリースされた"The Guv'nor"、アンプのような使い心地と、斬新(当時としては)なLEDクリップは、今弾いても素晴らしくヴァーサタイルな歪み系ペダルだと思います。もし、Jeff BeckがRATではなくGuv'norだったら(そりゃないかぁ)・・・・。ま、なにはともあれ、英はモチロン、韓も良いですよ。未体験の方は是非、お試しあれ!(^o^)/

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