かながわ新外交戦略の切り札として5月に立ち上げた「かながわ国際ファンクラブ」。地域からの外交に、皆さんもご一緒に取り組んでいきませんか。
◆かながわ国際ファンクラブ (愛称「KANAFAN(かなファン)」)とは
県内の大学などには、世界各国からの留学生、約8,000人が在籍しており、特にアジアからの留学生は年々増加しています。また、県では海外・外資系企業の誘致を進めており、神奈川で学び、働き、暮らす方々が、国際的な活動の担い手となり、将来、世界と神奈川をつなぐ架け橋となることが大いに期待されます。
そこで、県は、今年5月2日、留学生など神奈川ゆかりの外国人や、外国人を支援する県民、企業、大学等をネットワークする、かながわ国際ファンクラブ「KANAFAN」を結成しました。
◆「KANAFAN」にかける思い
外交は、基本的には国と国との交流ですが、本当に大切なのは、魂が触れ合うような人と人との交流だと思います。海外から神奈川にいらっしゃる方々には、さまざまな交流や体験を通して、たくさんの出会いや思い出をつくっていただき、神奈川のことを好きになってほしい。留学生など神奈川に親しみを持つ国内外の外国人の方々と、県民の皆さんが支援や交流を通じて絆を結び、神奈川ひいては日本とその国との太いパイプとなっていただくことが、私が考える「神奈川の外交」です。外国からいらっしゃった方々を身近な地域で支え、接している県民や企業、NPOの皆さんとともに、こうした取り組みを進めていきたいと考えています。
◆「KANAFAN」にご参加を
「KANAFAN」には、海外からの留学生などに入っていただく「ファンクラブ会員」とその方々を支える「サポート会員」があります。県のホームページに開設したポータルサイト(※)から登録してください。入会金や年会費は無料です。サイトには、神奈川で「働きたい」「住みたい」「つながりたい」の3つをキーワードに、留学生のための支援情報や、会員の生の声が寄せられています。
このほか、会員の皆さんには、観光情報・県の関連施策などの情報がメールマガジンで届くほか、交流会などのファンクラブ事業や留学生支援事業に参加していただくことができます。6月29日に行われたKANAFAN交流会では、300人を超える方々が集い、交流を深め、また、その様子はインターネットで海外にも配信されました。
神奈川のファンを世界中に増やしていくことは、神奈川、日本の将来にとって大事なことだと思います。ぜひ「KANAFAN」に参加し、皆さんで交流・支援の輪を広げていきましょう。
※ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f417340/
(日本語)
※ http://www.pref.kanagawa.jp/mlt/f417675/
(英語)