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気仙沼産サンマ5000匹振る舞い復興アピール 東京・目黒

サンマを焼く香ばしい煙が立ち上った目黒のさんま祭

 気仙沼に水揚げされたサンマを直送し、炭火焼きで振る舞う「目黒のさんま祭」が16日、東京都目黒区の田道広場公園であった。バス3台で駆け付けた気仙沼実行委員会のメンバー約80人が、旬の味と東日本大震災からの復興をアピールした。
 5000匹を超えるサンマと炭焼き用資材などをトラック2台で搬送した。開会式で菅原茂気仙沼市長は「これまで多くの縁に支えられてきた。感謝と復興への誓いを込めてサンマを焼きたい」とあいさつした。
 公園周辺は徹夜組を含めて長い行列ができ、大勢の人でにぎわった。家族3人で午前6時に並び始めたという目黒区の公務員武石孝文さん(42)は「今シーズン初めて食べるサンマ。とてもおいしい」と笑顔を見せた。
 さんま祭は17回目。今年は、震災の影響で昨年実施できなかったサンマすり身汁(1杯100円)や塩づくり体験やホタテ貝アートのコーナーが復活した。郷土芸能の虎舞や鹿踊りなども披露され、祭りを盛り上げた。


2012年09月17日月曜日


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