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米国防長官“さらなる衝突懸念”
9月16日 22時23分

米国防長官“さらなる衝突懸念”
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アメリカのパネッタ国防長官は、日本時間の16日午後、訪問先の日本に向かう専用機の中で記者団に対し、沖縄県の尖閣諸島を巡って中国各地で大規模な反日デモが起きていることについて、「さらなる暴力や衝突に発展する可能性を懸念している」と述べ、今後の事態の推移を注意深く見守る考えを示しました。

パネッタ国防長官は、日本、中国、ニュージーランドの3か国を訪問するため、15日にワシントンを出発し、16日午後7時前、最初の訪問地である東京のアメリカ軍横田基地に到着しました。
これに先立って、パネッタ国防長官は専用機の中で、尖閣諸島を巡って中国各地で起きている反日デモについて、「こうした問題で当事国どうしが挑発行動を行い、誤解などからさらなる暴力や衝突に発展する可能性を懸念している」と述べ、今後、日中間の対立がエスカレートしないか、事態の推移を注意深く見守る考えを示しました。
パネッタ長官は、17日、森本防衛大臣や玄葉外務大臣らと会談し、尖閣諸島を巡る問題や、アメリカ軍の新型輸送機オスプレイの沖縄・普天間基地への配備計画が、地元の強い反対を受けていることなどについて、協議するものとみられています。

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