台風16号:九州北部は暴風域に
毎日新聞 2012年09月17日 10時07分(最終更新 09月17日 10時29分)
大型で強い台風16号は17日、九州北部の一部を暴風域に巻き込みながら、九州の西海上を北上した。最大瞬間風速60メートルで、海上は猛烈にしける見込み。気象庁は西日本(近畿−九州)で大雨や暴風、高波、高潮の恐れがあるとして厳重な警戒を呼びかけた。
台風は17日午前9時現在、長崎県対馬市の西約110キロを時速約35キロで北進。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、中心の東側220キロと西側170キロ以内が暴風域となっている。朝鮮半島に上陸する見通し。
17日予想される最大風速は、九州北部35メートル(最大瞬間風速50メートル)。