維新旋風に陰り!? 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長(43)は12日、市内で開いた政治資金パーティーで、新党「日本維新の会」結成を正式に宣言した。会場のホテルには4000人が駆け付け、大歓声を上げたが、意外にも橋下氏が弱気な面を見せた。また、維新に合流した7人の国会議員もトホホな現実を突き付けられてしまった。
会場のホテルは橋下氏を一目見ようとする人であふれ、映像を中継していた別会場にも多くの支援者が詰め掛けた。パーティー券は1枚2万円で約4000人が出席。橋下氏は「国政政党をつくることにした。本部は大阪市に置く」と表明。次期衆院選に向け「今日から全国でものすごい大戦(おおいくさ)が始まる。一緒に日本の新しい道をつくっていきたい」と支持を呼び掛けた。
順風満帆に見える維新の会だが、意外にも厳しい面もある。松下忠洋金融・郵政民営化相の自殺に伴う衆院鹿児島3区の補欠選挙(10月28日投票)へ候補者を擁立するかについて、松井一郎大阪府知事(48)は「戦う姿勢は示さないといけない」。ほかの幹部からも当然、候補者擁立へ前向きな意見が出た。
だが、橋下氏はパーティー当日の朝「今は決めるべきじゃない。選挙屋として見られるのは間違いない。1議席のためにエネルギーを注ぐべきではない」と弱気な一面を見せている。
これについて維新の会関係者は「橋下さんは一番、世間の目を気にしている。日曜日(9日)にやった公開討論会の反応があまりにも悪かった。だから今の状態で選挙をしたくないはず。維新にとっては、たかが1敗でもダメージは大きいですからね」と語った。橋下氏は「討論会はおもしろくなくていい」としているが、ネット上などでは討論会後「維新を見限った」「投票しない」と辛らつな意見も出始め、思うような成果は挙げられず、関西以外の求心力は低下している。
一方、パーティーには所属政党に離党届を提出し、新党に参加する衆参7議員も出席したが、こちらもあえいでいる。
「ほとんど反応がなかったと聞いています。激励どころか『維新に合流するとは何事だ!』というお叱りもなく、事務所は無風状態らしいですよ」(別の維新関係者)
橋下氏以外の現職議員には注目すら集まっていないのが現実だ。予定調和だった公開討論会が災いしてか、11日の7人の新党参加表明会見も閑散としていた。
「小さな部屋を用意してしまって『これで入りきれるか?』と話していたのに、実際には余裕がありすぎて秘書もたくさん見に行ける状態だった。事務所の人間も『こんな注目度なのに勝てるのか』と疑心暗鬼に陥ってます」(合流議員関係者)
華々しく幕を開けた「日本維新の会」。2大政党への対決姿勢を強調した橋下氏だが、昨年の大阪W選のような旋風は国政で巻き起こせるのか。
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