素晴らしい記事を見つけたので、簡単に要約してご共有。ワクワクしますね!
10 ways 3D printing is changing the medical world | 3D Printer
顎の骨のインプラント
ベルギーの83歳のおばあちゃんは、3Dプリンタで印刷された顎の骨をインプラントに使用したそうです。direct metal laser sintering (DMLS)という技術で、わずか107gのチタン製の顎の製作に成功。
体の動きをサポートする器具
全身の関節が動きにくくなる難病「先天性多発性関節拘縮症(アルトログリポージス)」に苦しむEmma Lavelleという少女は、自らの体のサイズにぴったりとあった補助器具(WREX)を、3Dプリンタで印刷しました。従来はCNCカッティングでつくられるそうですが、3Dプリンタを使うことで、より軽く、小さく、体に合ったものをつくれるとのこと。
カスタム義足
これは以前このブログでも紹介しましたね。3Dプリンタでカスタマイズされた義足をつくる、という取り組みも始まっています。
臓器の印刷
TED「臓器を印刷する試み」にもある通り、なんと人間の臓器を印刷しようとする動きも始まっています。実にSFっぽいですが、将来的には普通に行われるようになるのかも?しれません。
顔の人工骨移植
患者一人ひとりにカスタマイズした人工骨を、3Dプリンタで印刷して移植するという取り組み。フジサンケイビジネスiに記事があったようですね。元記事は消えてしまっているので、転載しているサイトを紹介。
皮膚の印刷
臓器の印刷と同様、皮膚組織の印刷の実験も始まっているとのこと。
頭蓋骨の補修
大けがなどで頭蓋骨を損傷してしまった際にも、プリンタでつくったパーツで補修することができるそうです。
聴覚のサポート
カスタマイズされた補聴器を印刷する、というアプローチ。既に1,000万人の人が利用しているそうです。
患者の体モデルを印刷
患者を3Dデータ化し、そっくりそのまま印刷する、なんてこともできます。より正確に患者のことを理解できるわけですね。
様々なインプラント
腰、尻、足などなど、様々な骨のインプラントに3Dプリンタは活用できるそうです。写真は背骨のインプラント。
元記事ではより詳しく解説されているので、合わせてぜひ。いいまとめです。
10 ways 3D printing is changing the medical world | 3D Printer
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