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事例で見る、3Dプリンタが医療を変える10のアプローチ

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2012/09/17


素晴らしい記事を見つけたので、簡単に要約してご共有。ワクワクしますね!

10 ways 3D printing is changing the medical world | 3D Printer


顎の骨のインプラント

Jaw

ベルギーの83歳のおばあちゃんは、3Dプリンタで印刷された顎の骨をインプラントに使用したそうです。direct metal laser sintering (DMLS)という技術で、わずか107gのチタン製の顎の製作に成功。


体の動きをサポートする器具

Exoskeleton

全身の関節が動きにくくなる難病「先天性多発性関節拘縮症(アルトログリポージス)」に苦しむEmma Lavelleという少女は、自らの体のサイズにぴったりとあった補助器具(WREX)を、3Dプリンタで印刷しました。従来はCNCカッティングでつくられるそうですが、3Dプリンタを使うことで、より軽く、小さく、体に合ったものをつくれるとのこと。


カスタム義足

Prosthetic leg

これは以前このブログでも紹介しましたね。3Dプリンタでカスタマイズされた義足をつくる、という取り組みも始まっています。


臓器の印刷

Organ

TED「臓器を印刷する試み」にもある通り、なんと人間の臓器を印刷しようとする動きも始まっています。実にSFっぽいですが、将来的には普通に行われるようになるのかも?しれません。


顔の人工骨移植

Facetranspplant

患者一人ひとりにカスタマイズした人工骨を、3Dプリンタで印刷して移植するという取り組み。フジサンケイビジネスiに記事があったようですね。元記事は消えてしまっているので、転載しているサイトを紹介。


皮膚の印刷

Burn victims

臓器の印刷と同様、皮膚組織の印刷の実験も始まっているとのこと。


頭蓋骨の補修

Titanium skull implant

大けがなどで頭蓋骨を損傷してしまった際にも、プリンタでつくったパーツで補修することができるそうです。


聴覚のサポート

Hearing aids

カスタマイズされた補聴器を印刷する、というアプローチ。既に1,000万人の人が利用しているそうです。


患者の体モデルを印刷

Toddler

患者を3Dデータ化し、そっくりそのまま印刷する、なんてこともできます。より正確に患者のことを理解できるわけですね。


様々なインプラント

Custom implants

腰、尻、足などなど、様々な骨のインプラントに3Dプリンタは活用できるそうです。写真は背骨のインプラント。


元記事ではより詳しく解説されているので、合わせてぜひ。いいまとめです。

10 ways 3D printing is changing the medical world | 3D Printer


このテーマに関心があるなら、絶対に読んでおきたい一冊。未来を感じることができます(ブックレビュー)。