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原発再稼働「賛成42%」の衝撃

「今は原発反対と言うほうが世間受けはいいと思いますが、再生可能エネルギーが確実なものとなるまでは原発を稼働させ、無くすことより、放射能の研究を進め、より安全で、拡散させない技術を確立してほしいです」(女・64・神奈川)

停電は命に関わる問題

「日本は経済が良くなくては成り立ちません。その為には電気は必要不可欠です。原発の無い安全な貧しい自給自足の国家も良いでしょう。ただそれでは子供たちは将来になんの輝きも見出せないのではないでしょうか?」(男・47・静岡)

 大飯原発のある福井県に限ってみると、賛成は29%。地元からはこんな意見も寄せられた。

「私は福井県に住んでいますが、原発が停止して街の求人率は下がり、この街の経済に打撃を与えています。反対している方はこの様な事を考慮されて反対されているのでしょうか?」(男・38・福井)

「根本的には原発反対派」という人(女・37・大阪)も今回は再稼働賛成に回った。

「節電以外の策がない状態で稼働もしないというのはあまりにも危険すぎると思います。節電はしていますが、ここ最近の暑さは尋常ではないので、お年寄りや子供や体が弱い人などが死亡するなどの事象が起こってからでは遅い!」

「医療関係へは絶対に電力を絶やしてはいけないし、節電させてもいけない。原発反対を叫んでいるのは、健康な人間ばかり。電気が命綱になっている人たちへの想像力が欠如している」(女・45・三重)

 原発の恩恵をもっとも受けていると言える東京都からの声。

「東京に住んでいて、電気の恩恵をたっぷり受けているのに反対デモなどに参加する人たちは、デモなどに参加するよりも、電気のない生活でもしてアピールしてほしい。きれいごとを言う人たちを見ると『じゃあ、君たち電気のない生活をしろ。テレビも見ない、電車にも乗らない、夜はろうそくでも灯していれば?』と叫んでしまう」(女・53・東京)

【次ページ】 集会では著名人も声を上げる

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