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国際
【尖閣国有化】中国・強硬論沸騰の内実 1面は「反日」、社説は「理性的対応を」
勇ましく読者の民族意識を高揚させて“ガス抜き”したうえで、最後は暗に理性的に事を進めるよう仕向けているわけだ。
次の社説では、中国をめぐる国内と対外矛盾が「活動期を迎え、両者が相互転化する」極めて難しい時代にさしかかっていることを強調。腐敗や格差などでの国民の不満が、領土・領海問題での党・政府批判という形で爆発することへの警戒心をあらわにしている。
共産党政権の腐敗堕落に絶望した知識人の中には「対外紛争が中国再生の突破口を開く」ことへの期待の声さえ聞かれる。2本の社説の焦点は国内対策に絞られているようにみえる。
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