事件:大分のタクシー運転手殺害で中国人留学生に逮捕状
2012年09月16日
大分県杵築市で7月末にタクシー運転手が刺殺された事件で、同県警は中国人留学生が関与した疑いが強まったとして強盗殺人容疑で逮捕状を取った。留学生は同県別府市に住む20代の男だが、所在が分からず行方を追っている。
殺害されたのは、同市の運転手、尾割隆明さん(当時74歳)。県警の調べでは、7月31日午前2時25分ごろ、尾割さんは杵築市杵築の県道脇の歩道に止まっていたタクシーの運転席で、首など十数カ所に傷を負い死亡していた。車内から売上金が無くなっており、強盗殺人容疑に切り替え捜査していた。
事件直後に現場から南約1・5キロの県道を上半身裸で歩く若い男が相次いで目撃されていた。【田中理知、浅川大樹】