2012年09月17日

香山リカ氏の原発をめぐる発言が波紋を呼んでいる

東京新聞9月15日 今週のことば 青山 玄

福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシャ人にも、信じる者救いをもたらす神の力だからです。
ローマの使徒への手紙 一章

<引用開始>
昨年の九月、ウルフ大統領の招待で国賓として故国を訪れたローマ教皇は、ドイツ国民議会の演説のなかで、自然科学の発達で、全てを純機能的に捉えて利用することに慣れた実証主義的理性は、倫理や宗教と無関係であると的確に解説し、現実を新しい視点から捉える必要があることを強調された。神の国の福音も、その中に宿る神の力やその中に宿る神の力や働きに従う心で崇める人に、救いをもたらすのではなかろうか。
<引用終了>

香山さんの意見は残念 東京新聞 声 9月15日 50歳男性
<引用開始>
八月二十五日付暮らし面「香山リカ ふわっとライフ・原発をめぐる男女ギャップ」の記事は、筆者の香山氏の性別についての固定観念に基づく差別的な内容だと思う。
 香山氏が十人ほどで会食した際、女性は直感的に反原発、男性は産業や日本経済など大局的観点からそれに疑問を呈したという。その人たちは男女でそのような意見が分かれたかもしれないが、反原発デモには男性も参加しているし、経済面を重視して原発在置を唱える女性もいる。男女ギャップとする意味が分からない。
 香山氏が「オンナの直感」とやらを信じるのは自由だが、それが普遍的なものだと考えているなら間違いだ。香山氏のコラムには共感できるものもあっただけに、今回は残念な内容だった。
<引用終了>

過去記事から

ディズニーランドに「癒し」を求めてやってくる来場者の7割が女性です。この科学的理由について、私は「右脳」の働き方の問題と捉えています。右脳と左脳は機能が違います。左脳が理論やことばと言った分野を司るのに対し、右脳は音楽や美意識、倫理観といった分野を司ります。

男性は右脳と左脳の機能が分化(分けて使う)されている人が多いのに比べ、女性は分化が進んでいません。良い意味での「ごちゃまぜ」です。ピアニストの中村紘子さんは「左手でピアノを弾きながら、右手で料理することができる」と本で読みました。つまり、左脳と右脳両方が同時進行で機能しているということです。

私は男性ですが、東京ディズニーランドで長く働き右脳が鍛えられた結果、女性のディズニーランドでの「癒され」つまり、「本当の自分へのリセット」が分かるような気がします。私の妻は、「東京ディズニーランドは特別な場所」と言いました。ディズニーランドは好不況にかかわらず、「理論」でなく、「実感」で人を幸せにすることができる特別な場所なのです。

来年の4月15日は東京ディズニーランド開園30周年です。あれから30年経つということに感無量ですが、今を生きる私たちは30年後の社会をデザインしなくてはなりません。新聞社も同じです。目先のことばかり報じず、マクロの視点でディズニーランドに学び、女性の視点で「感じ取って」欲しいと切望します。
<終了>

2012年08月07日
朝日新聞 「不況 ミッキーを求めて」
http://dream333.seesaa.net/article/285291523.html

賢明なる読者のみなさんは、この3記事をお読みになり、共通点があることに気付かれたことでしょう。

ローマ教皇は、「実証主義的理性は、倫理や宗教と無関係であると的確に解説し、現実を新しい視点から捉える必要があることを強調された。」と述べられています。実証主義的理性とは、ロジックですから左脳の働きです。
他方、倫理や宗教観は右脳が支配する領域です。

香山氏の思想は、ほぼパトス(感情)ですから右脳の働きから導き出されたものですが、私は氏の見方は正しいと考えます。

多くの人間は、感情(パトス)で意思決定し、後付けでその決定を理屈(ロゴス)で正当化するのです。香山氏はもちろんこのような脳の働きを知らないで発言したのでしょう。ディズニーランドと女性の関係を知らずに発言したのでしょう。私は、香山氏ほど「後先」を考えないで発言する人間を知りません。

調べもせずに読売捏造記事制作会社の記事を盲信し、私を侮辱する本で金もうけしている。侮辱罪は親告罪ですから、私が親告すれば、法廷で争うことになる。その日が来るのが楽しみで仕方ありません。


posted by S・C・ NAKAMURA at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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