携帯用サイトのURLが変更になりました。ブックマーク等の変更をお願い致します。
http://k.news-postseven.com/archives/20120912_141244.html

注目のビジュアル

パラリンピック出場の中西麻耶セミヌード

「奇跡のアラフィフ」山田佳子さん、46歳

米良美一「吉田さんとラブなんです」

岩場で下着をチラリと見せる美尻美女

久嬢由起子さん考案の8秒ストレッチ(背中編)

ワールド・ビアカップで金賞受賞した「ゆずホ和イト」

ナンパされるという54才美熟女・長野京子さん

カップ焼きそばを生卵につける”すき焼きそば”

「この土地全部オレのや」という大富豪アニキ

モバイル NEWSポストセブン

携帯電話でもNEWSポストセブンをお楽しみいただけます。
下記のQRコードを使ってアクセスしてください。

QRコード

08/26 携帯用サイトのURLが変更になりました。ブックマークの変更をお願い致します。
http://k.news-postseven.com/

スマホ NEWSポストセブン

スマートフォンブラウザでもNEWSポストセブンをご覧いただけます。

twitter 耳寄り情報お届け中

国際情報

日本企業続々撤退する中国 賃金上昇と権利意識の暴走リスク

2012.09.12 07:00

「誤りを認めない」「自己中心的」「ルールより情実優先」など、独特の中国人気質や文化に日本企業が悩まされたエピソードは数多い。最近では中国進出したメーカーや流通業者が撤退や生産縮小の動きを見せている。中国での事業展開に新たなリスクが顕在化し始めている。

『今、あなたが中国行きを命じられたら』(ビーケイシー刊)の著者で、中国ビジネスに詳しい高田拓氏によれば、撤退・縮小の背景には3つの要因があるという。

 第1は「人件費の上昇」。12年に入ってから中国政府は最低賃金を平均10%以上、内陸部では20%以上も引き上げた。第2は「市場競争、価格競争の激化」。外資系企業の優遇税制廃止と相まって、利益は減る一方である。第3は「労働者の権利意識の高揚」。実はこの“権利意識”の問題が近年、大きくクローズアップされるようになっている。

 中国では労働者の就業権利保護などを定めた「労働契約法」の施行(2008年)以来、賃上げに関する労働争議が頻発している。さらに、中国からの撤退に際してはより深刻化している。代表的なのが、北京松下電子部品有限公司で起きた労働争議(2009年)の事例だ。同社は社員の70%をリストラする計画を立て、法定以上の補償金を支給すると通達した。

 しかし、不満を持った従業員約600人が日本側総経理(社長)らを6時間にわたって軟禁。その後、工会(労働組合)の上部機関が仲裁に入り解決したが、計画よりも多額の撤退費用が必要になったとされている。

「解雇となれば『過去の人事が不当だ』などと言い出して少しでも多額の補償金を得ようとする。そればかりか、会社に報復するケースすらある。降格人事や配置転換の時でも、それまでアクセスできた情報を制限しなければ、機密情報が持ち出される可能性があります。彼らにとって会社は金儲けの道具にすぎないのです」(高田氏)

 さらに、労働者としてだけではなく、「消費者」や「住民」としての権利意識もまた、リスクとなり始めている。

 中国では3月15日を「消費者権益の日」と定め、毎年大々的な報道キャンペーンを張るが、近年は、権利意識が高じてクレーマー化するケースが生じている。

「過去には、偽物と知って商品を買い込み、企業へのクレームで倍額の賠償金をせしめ、ひと財産築いた王海という人物が英雄視されたほど。現在の中国では訴訟費用が安くなっているので、一つのクレームを軽視すると容易に訴訟に発展します。もし、クレーマーの知人にメディア関係者がいれば、徹底的に叩かれることになる。メディアの中には“ゴロ”がいて、企業に対して『記事を止めるから対応せよ』と金を要求してくることもあります」(高田氏)

 一方、住民の環境意識の高まりを見せつけたのが、この7月に起きた王子製紙に対するデモだった。同社は江蘇省南通市の工場で排水管の設置工事を計画していたが、住民の間で環境汚染への不安が高まり、地方庁舎前に5000人が集まるデモに発展した。

 中国経済ジャーナリストの莫邦富氏はこう語る。

「中国では、生活環境に対する意識が非常に高まっている。たとえば、上海政府は14年までにリニアモーターカーを杭州まで延伸する計画だったが、沿線住民の反対で宙に浮いている。今までなかった事態です。おそらく王子製紙の計画に問題はなかったのでしょうが、政府に許可を取るだけで住民に十分な説明をしないと、今後も同じような問題が起きるでしょう」

 もはや中国は“安価な工場”どころか、“簡単にモノが売れる巨大市場”でもなくなりつつある。しかし、こうしたリスクを避ける海外資本の撤退が本格化すれば、痛手を受けるのは他ならぬ中国自身だ。日本企業の中国進出を阻んできた様々なリスクは、中国自身のリスクへと変化し始めている。

※SAPIO2012年9月16日号


人気ランキング

1.
美尻アイドル 岩場でスカートをたくし上げて白下着チラ見せ
2.
体操・田中理恵 横から撮影してわかる“美プロポーション”
3.
『踊る』裏話 織田裕二の提案で小栗旬の役が伊藤淳史に変更
4.
辻希美 第三子妊娠でも叩かれるネットでの超絶的嫌われ度
5.
目黒5才児窒息ゴミ袋殺害の母親 東大目指すも挫折しセレブ婚
6.
義足のスプリンター・中西麻耶 鍛え抜かれたセミヌード公開
7.
マルちゃん正麺 ヒットで業界に「マルちゃんショック」の声
8.
54才美熟女 「キレイにしていると男性から声をかけられる」
9.
シャープ25歳茶髪正社員 「2丁目に行ってオカマになるべ」
10.
元SDN48芹那 他メンバーよりブレークした理由を評論家分析

今日のオススメ

提供元一覧

東日本大震災復興応援写真集『3・11以前』 ー美しい東北を、永遠に残そうー

話題は沸騰! 50℃洗い

ぎん言-ぎんさんが娘4姉妹に遺した名言-

小学館創業90周年記念企画 ウチノヨメ。

町工場から宇宙へ!第45回直木賞受賞作『下町ロケット』池井戸潤

小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ

© Shogakukan Inc. 2012 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。