ホーム国際 > 指定記事

アクセスランキング

  • mixiチェック
核戦力近代化に3500億ドル=爆弾改良や運搬手段更新−米

核戦力近代化に3500億ドル=爆弾改良や運搬手段更新−米

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は15日、専門家の証言などを引用する形で米国の核戦力の近代化について報じ、計画の遅れによりコストが高騰していると指摘した。全体の経費に関する公式な見積もりはないが、今後10年間で少なくとも3520億ドル(約27兆5900億円)必要とのシンクタンクの試算を紹介した。
 同紙は、国防総省や議会予算局(CBO)などから得た情報を基に、具体例を列挙。B61核爆弾の改良に今後5年間で100億ドルを要するとしたほか、運搬手段に関し、老朽化したオハイオ級原子力潜水艦の後継艦12隻の建造に1100億ドルかかると指摘した。核搭載可能なF35戦闘機の調達費は、1機当たり1億6200万ドルという。(2012/09/16-16:34)


関連ニュース

国際


▲このページのトップへ