2012年09月16日

「後に付けがまわってくる」私の予見はピタリと当たりました

8年前の2004年9月18日の朝日新聞「声」の欄に掲載された記事です。このことからも、当時から朝日新聞の読者であったことを分かってもらえると思います。

「ETCの決済 カードは疑問」

高速道路の自動料金収受システム(ETC)利用の際、通行料金がクレジットカードによって行われることに理不尽さを感じる。
日本道路公団によると、ETCカードの発行は、通常のクレジットカードと同様にカード会社の審査があり、ETCカードが発行されることを確認してから車載器の準備をするように、とある。

確かに現状でも、多くの高速道路の料金支払いはクレジットカードで済ますことが可能だが、これは利用者の任意による支払い方法の選択であり、ETC普及の理念とは関係ない。

クレジットは「付け払い」である。滞納債務者が激増していると聞くが、小さな付け払いの集積が多重債務者を生み出すきっかけになっている。国民共有の財産である道路を利用するため、クレジット会社の審査を要求され、クレジットにより道路使用料を請求されるシステムが、国の政策として正しいのだろうか。

政府は日本国民の借金に対する感覚を麻痺(まひ)させないためにも、こうした問題に対しても全力で取り組むべきだ。国民は「後に付けがまわってきた」といくら悔やんでもその時はもう遅いのだ。
<終了>

東村山市の友人たちは「卓見ですね」と褒めてくださいました。あれから8年、政権交代し一時部分的に無料化されたものの、今や完全な「先祖返り」です。誰が揺り戻したのでしょうか。アメリカのクレジット会社であろうことは、容易に推察されます。

自民党がアメリカと共につくり上げたこVISAなどのクレジット会社への「献金システム」を、民主党により壊されることに恐れたのでしょう。

当時、「ETC取り付け隊」というサイトがありましたが、管理人は示されていませんでした。

ETC取り付け隊
http://www.etc-navi.com/55gimon.html

クレジットカードの審査に通らない場合はどうするか?
現段階で個人の方は、原則クレジットカード付帯のETCカードしか取得できません。
他に別納カードをいう、事業者向けのカードがあり、ちょっと怪しい?組合などで再販しています.
そういった団体に相談してみてはいかがでしょうか?
<引用終了>

今は、変更されています。

管理会社は政権交代後の2009年11月に設立されたようです。

スモールライフ(株)
http://smalllife.co.jp/about

示された住所をグーグル地図で調べてみました。「ドリームスイン」という小さな建物です。近くに停車している車と比較すると、一間とキッチンだけだろうと推察されます。

賢明なる読者のみなさん、国家的政策で進められたETC推進プロジェクトの「今」はこれですよ。

私には見えていました。「ETC取り付け隊」は、当時からバックにクレジット会社が存在することを。

クレジット会社が大儲けできることが知れると都合が悪いために、隠したのです。

消費増税が行われることが決定しました。国民に「付けがまわってきた」のです。

読売新聞以外の新聞社は、この記事に基づき取材していただいて結構です。
posted by S・C・ NAKAMURA at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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